商品メイン画像

Corvid 44 12G BNC

コンパクトでパワフルなBNC搭載12G-SDI

製品概要

Corvid 44 12G BNCは、リファレンス入力を備えた4つの双方向12G-SDIコネクタを備えています。8K入出力はクアッド12G-SDIケーブルで実現でき、4K/UHD入出力は1本の12G-SDIケーブルまたは6G-SDIケーブル、あるいはクアッド3G-SDIケーブルで実現できます。2K/HD入出力は1本のSDIケーブルまたはデュアルリンクSDIで実現でき、SDI経由のキャプチャとモニタリングを同時に行うことができます。

Corvid 44 12G BNC は、アクティブ (ファン) 冷却とパッシブ (ファンなし) 冷却のいずれかで利用でき、両方のバージョンともカードの上端にあるヘッダーを介して RS-422 および LTC 入力をサポートします。

HD-BNC接続を備えたロー プロファイル バージョンを含む、その他の Corvid 44 12G モデルもご利用いただけます 。

製品特徴

  • 8K/UHD2/4K/UHD/2K/HD/SD（最大50/60pのマルチチャンネル4Kを含む）  
  • 4 つのフルサイズ双方向 12G-SDI 接続と、接続ごとに 16 チャンネルのエンベデッドオーディオを備え、合計 64 チャンネル/32 チャンネルの 8K ワークフローをサポートします。
  • RGB 4:4:4 12bitおよびYCbCr 4:2:2 10bitHFRワークフローをサポート 
  • 最大12bitのLUTサポート（.cube）
  • 動的 FPGA ファームウェア再構成
  • 4Kクローズドキャプションサポート 
  • SDI経由のSDR/HDR転送特性、色彩測定、輝度のためのVPIDシグナリング
  • PQ、HLG、Dolby Visionのサポート 
  • HDRメタデータキャプチャと自動再生検出
  • 内部ヘッダーのRef/LTC入力（アナログブラックバーストまたはトライレベル）
  • 内部ヘッダーのRS-422
  • アクティブまたはパッシブヒートシンク
  • Apple Siliconのサポートを含む

ラスターとフレームレートのサポート

Corvid 44 12G BNCは、8K（8192 x 4320）およびUHD2（7680 x 4320）のハイフレームレート（HFR）ワークフローをサポートし、最大50/60pの高フレームレートに対応し、最も要求の厳しいアプリケーションにも対応します。また、8K、4K、2Kにおいて、23.98p、24p、47.95p、48pのフィルムレートもサポートしています。

高フレーム レートは、複数の I/O 4K、UHD、1080p、および 720p HD（最大 50/60p）でも利用できるため、Corvid 44 12G BNC は現在および将来のニーズに非常に柔軟に対応できます。

ハードウェアキーイング

内蔵のハードウェア ダウンストリーム キーヤーにより、最大 4K までのグラフィックや画像を入力ビデオにリアルタイムで簡単にオーバーレイできます。

AJA コントロールルーム メタデータ ツールセット

メタデータは高度なワークフロー管理の鍵となります。AJAは、SDI信号ストリームからメタデータを収集し、サイドカーファイルにエクスポートする全く新しい方法を市場に投入します。

この新しい機能は AJA Control Room メタデータ ツールセット* と呼ばれ、Desktop Software v17.1 で導入され、次の機能を追加します。

  • SDI 補助メタデータ ペイロードの一部である SCTE-104 および Dolby Vision メタデータを含む、あらゆるメタデータ タイプのキャプチャをサポートします。
  • SDI 入力をサポートする AJA KONA キャプチャ カードと付属の AJA Control Room ソフトウェア (KONA 5 や KONA X など) を使用して、カードはメタデータをキャプチャし、メタデータ サイドカー ファイルに保存します。
  • AJA Control Room はメタデータを再生して品質監視を行うことができます。
  • AJA Control Room は、フレームごとにメディアと同期したメタデータをエクスポートできます。

*macOSとWindowsのみ

ワークフローを表示

リファレンスとLTC入力

Corvid 44 12G BNC は、カードの背面に 1 つの外部切り替え可能な LTC/リファレンス入力接続を提供します。

RS-422

内蔵RS-422接続は、Corvid 44 12G BNCのヘッダーを介して「内部」接続として利用できます。RS-422により、フレーム精度の取り込みとレイオフのために外部デバイスを制御できます。

業界をリードするサポート

AJAのテクニカルサポートは業界最高水準と認められており、すべてのAJAのお客様にご利用いただけます。Corvidのインストール、設定、操作、または技術的な問題に関してサポートが必要な場合は、販売代理店へお問い合わせください。

Corvid 製品には、標準で事前交換を含む 3 年間の長期保証が付いています。

スペック

ビデオフォーマット

  • （8K）8192×4320p 23.98、24、25、29.97、30、47.95、48、50、59.94、60
  • （UHD2）7680 x 4320p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60
  • （4K）4096 x 2160p 23.98、24、25、29.97、30、47.95、48、50、59.94、60
  • （UHD）3840 x 2160p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60
  • （2K）2048×1080p 23.98、24、25、29.97、30、47.95、48、50、59.94、60
  • (2K) 2048 x 1080PsF 23.98, 24, 25
  • （HD）1080p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60
  • （HD）1080PsF 23.98、24、25、29.97、30
  • （HD）1080i 50、59.94、60
  • （HD）720p 50、59.94、60
  • （SD）625i 50
  • （SD）525i 59.94

注：高フレームレートおよび8K/UHD2の機能はホストシステムの属性に依存します。すべてのシステムおよび構成がすべてのフレームレートおよびラスターサイズをサポートするわけではありません。

デジタルビデオ入力

  • 12G-SDI、SMPTE-2082、12bit*、10bit
  • 6G-SDI、SMPTE-2081、10bit
  • 3G-SDI、SMPTE 425 
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M 
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit 
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C 
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit 

*ビッド深度のサポートはアプリケーションに依存します。互換性についてはソフトウェアメーカーにお問い合わせください。
注： Corvid 44 12G BNC SDIコネクタはフルサイズBNCです。

デジタルビデオ出力

  • 12G-SDI*、SMPTE-2082、12bit*、10bit
  • 6G-SDI*、SMPTE-2081、10bit
  • 3G-SDI、SMPTE 425
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M 
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit 
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit 
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C 
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit 

 

*ビッド深度のサポートはアプリケーションに依存します。互換性についてはソフトウェアメーカーにお問い合わせください。
注： Corvid 44 12G BNC SDIコネクタはフルサイズBNCです。

HDR

  • SDI: SDR/HDR の転送特性、色彩測定、輝度のための VPID 信号

SDI入出力

  • SDI接続は双方向です
    • 2K/HD、キャプチャとモニタリングが同時に可能
    • 12G-SDIによる4K/UHD、キャプチャとモニタリングが同時に可能
    • 4K/UHDと3G-SDIでは、入力または出力のいずれかに4つの接続すべてを使用する必要があります。
    • 8K/UHD2と12G-SDIでは、入力または出力のいずれかに接続を使用する必要があります。

注意:接続が 12G-SDI または 6G-SDI 用に構成されている場合、UHD/4K/UHD2/8K 形式のみがサポートされます。

オーディオ入力 デジタル

  • 16チャンネル、24および16bitSDIエンベデッドオーディオ、48 kHzサンプルレート、同期

オーディオ出力 デジタル

  • 16チャンネル、24bitSDIエンベデッドオーディオ、48kHzサンプルレート、同期

ダウンストリーム キーヤー

  • ビデオ、マット、フレームバッファ上のアルファ チャンネル付きグラフィックス、または UHD/4K までの入力ビデオまたはマット上のフレームバッファ コンテンツをサポート

リファレンス

  • アナログカラーブラック（1V）またはコンポジットシンク（2または4V）またはHD 3値シンク（1V）（PCIeブラケットの1xフルサイズBNC経由）
  • GenlockがRef Inに設定されている場合、リファレンス入力は75Ωに終端されます。

タイムコード

  • LTCタイムコード入力は、PCIeカードの2ピンヘッダー、またはPCIeブラケットのフルサイズBNC Ref Inコネクタ（切り替え可能）を介して行われます。

電気端子仕様

  • 8レーンPCIe 3.0

機械制御

  • RS-422、PCIe カードのヘッダー経由の Sony 9 ピン プロトコル
  • 9 ピン D コネクタのピン配列は次のとおりです。
    1 GND
    2 RX-
    3 TX+
    4 GND
    5 接続なし
    6 GND
    7 RX+
    8 TX-
    9 GND
    シェル GND

サイズ（幅x奥行x高さ）

  • 19 x 178 x 121 mm

ノイズ

  • <50dBA（自由空気中1mのA特性）[アクティブ冷却（ファン）付きモデル]
  • 超静音（ほぼ無音）[パッシブ*冷却（ファンなし）モデル]
  • パッシブ冷却では、ホスト/シャーシ内の空気の流れが30℃で最低150 LFM（リニアフィート/分）必要

重量

  • PCIe カード: 0.3 kg

電源条件

  • 通常25W、最大32W
  • PC内部ATX電源コネクタ（Molex部品番号45559-0002）

 

注:他のCorvidカードとは異なり、Corvid 44 12Gは6ピンATXコネクタからのPCIe電源、またはPCIeスロット経由で使用できます。

動作環境

  • 安全動作温度: 0～40℃ (32～104℉)
  • 安全保管温度（電源オフ時）: -40～60℃（-40～140℉）
  • 動作相対湿度: 10～90%（結露なし）
  • 動作高度: <3,000 メートル (<10,000 フィート)