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Corvid 88

あらゆるフォーマットに対応する 高密度I/O

製品概要

Corvid 88でビデオおよびオーディオのI/O容量を最大限に活用しましょう。各SDI接続を個別に入力または出力として設定し、1枚のカードで最大8つのHDまたはSDチャンネルのフォーマットを混在させることができます。高解像度への需要が高まるにつれて、複数の4K/UHDチャンネルをSDI接続で統合することで、プレイアウトサーバーやインジェストサーバー、あるいはチャンネル・イン・ア・ボックスシステムとの連携が可能になり、優れた柔軟性と将来性を実現します。

製品特徴

  • 4K/UHD/2K/HD/SD（最大デュアル4K 50/60p）
  • 8 つの双方向 3G-SDI 接続、接続ごとに 16 チャンネルのエンベデッドオーディオ、合計最大 64 チャンネル/32 チャンネルのサポート
  • RGB 4:4:4 12bitおよびYCbCr 4:2:2 10bitHFRワークフローをサポート 
  • 4 つの独立したミキサー/キーヤー ウィジェット。
  • 8つの独立した16チャンネル48kHz SDIエンベデッドオーディオI/Oエンジン
  • 4Kクローズドキャプションサポート 
  • SDI経由のSDR/HDR転送特性、色彩測定、輝度のためのVPIDシグナリング
  • PQ、HLG、Dolby Visionのサポート 
  • HDRメタデータキャプチャと自動再生検出
  • カード上のリファレンス/LTC入力（アナログブラックバーストまたは3値）
  • フルハイトモデルとハーフハイトモデル
  • フルハイトモデルの内部ヘッダーまたはブラケット上のRS-422
  • 内部ヘッダーのLTC入力
  • Apple Siliconのサポートを含む

Corvid 88 には、音に敏感な環境向けのファンレス バージョンも用意されています。

マルチストリーム、マルチフォーマット PCIe I/O カード

Corvid 88 を使用すると、AJA 開発者パートナー アプリケーションは単一の PCIe カード上で最大 8 つの同時入出力ストリームにアクセスできるため、インジェスト サーバーやプレイアウト サーバー、チャンネル イン ア ボックス システムに最適です。

高密度の取り込み
と出力

Corvid 88の各BNC接続は、プログラムによって入力または出力に設定でき、すべてのフォーマットが同じクロックタイミングを使用している限り、それぞれ異なるビデオフォーマットをサポートできます。また、接続を連結することで、デュアルリンクまたは4K/UHDフォーマットをサポートすることもできます。

高フレームレートサポート

Corvid 88は、4K（4096 x 2160）およびUHD（3840 x 2160）のハイフレームレート（HFR）ワークフローをサポートします。48p、50p、60pのフレームレートで動作することで、最も要求の厳しい4KおよびUHDアプリケーションでもスムーズな動きを実現します。

Corvid 88 では、高フレーム レートは 4K や UHD に限定されず、最大 50p および 60p のフレーム レートで複数の 720p および 1080p HD 入力と出力もサポートされているため、Corvid 88 は現在のニーズと将来のニーズに非常に柔軟に対応できます。

AJA コントロールルーム メタデータ ツールセット

メタデータは高度なワークフロー管理の鍵となります。AJAは、SDI信号ストリームからメタデータを収集し、サイドカーファイルにエクスポートする全く新しい方法を市場に投入します。

この新しい機能は AJA Control Room メタデータ ツールセット* と呼ばれ、Desktop Software v17.1 で導入され、次の機能を追加します。

  • SDI 補助メタデータ ペイロードの一部である SCTE-104 および Dolby Vision メタデータを含む、あらゆるメタデータ タイプのキャプチャをサポートします。
  • SDI 入力をサポートする AJA KONA キャプチャ カードと付属の AJA Control Room ソフトウェア (KONA 5 や KONA X など) を使用して、カードはメタデータをキャプチャし、メタデータ サイドカー ファイルに保存します。
  • AJA Control Room はメタデータを再生して品質監視を行うことができます。
  • AJA Control Room は、フレームごとにメディアと同期したメタデータをエクスポートできます。

*macOSとWindowsのみ

ワークフローを表示

LTCとリファレンス入力

Corvid 88は、カード背面に1つの外部LTC/リファレンス入力（切り替え可能）を備えています。また、Corvid 88に追加のリファレンスを供給するための2つ目のLTC入力が内部ヘッダーに用意されています。

RS-422

内蔵 RS-422 接続は、フルサイズの Corvid 88 では外部接続として、ロープロファイルの Corvid 88 では内部接続として利用できます。RS-422 を使用すると、フレーム精度の取り込みとレイオフのために外部デバイスを制御できます。

処理

• 8 – フレームストア（入力または出力）
• 8 – カラースペースコンバータ
• 4 – ミキサー/キーヤーウィジェット
• 8 – 1D LUT
• 8 – デュアルリンク入力
• 8 – デュアルリンク出力
• 8 – 独立した16チャンネルのエンベデッド オーディオエンジン

開発パートナー
のための強力なプラットフォーム

AJAの Developer Program は、パートナー企業がAJA製品を自社システムに組み込むことを可能にします。既存の実績あるビデオI/Oデバイスを活用することで、開発者パートナーはAJAの専門知識を活用し、これらのテクノロジーの開発とサポートを行い、コスト削減と統合製品の市場投入期間の短縮を実現します。

開発者サインアップ

完全な柔軟性を実現する64チャンネルオーディオ

Corvid 88 では、複数の SDI 接続にわたって最大 64 個の個別オーディオ チャネルの取り込みまたは出力が可能です。

業界をリードするサポート

AJAのテクニカルサポートは業界最高水準と認められており、すべてのAJAのお客様にご利用いただけます。Corvidのインストール、設定、操作、または技術的な問題に関してサポートが必要な場合は、販売代理店へお問い合わせください。

Corvid製品には3年間の長期保証が付いています。製品自体の保証条件に関する詳細は、各製品のマニュアルをご覧ください。

スペック

ビデオフォーマット

  • （4K）4096 x 2160p 23.98、24、25、29.97、30、47.95 A/B、48 A/B、50 A/B、59.94 A/B、60 A/B
  • （UHD）3840 x 2160p 23.98、24、25、29.97、30、48 A/B、50 A/B、59.94 A/B、60 A/B
  • （2K）2048 x 1080p 23.98、24、25、29.97、30、47.95 A/B、48 A/B、50 A/B、59.94 A/B、60 A/B
  • (2K) 2048 x 1080PsF 23.98、24、25、29.97、30、47.95 A/B、48 A/B、50 A/B、59.94 A/B、60 A/B
  • （HD）1080p 23.98、24、25、29.97、30、50 A/B、59.94 A/B、60 A/B
  • （HD）1080PsF 23.98、24、25、29.97、30
  • （HD）1080i 50、59.94、60
  • （HD）720p 50、59.94、60
  • （SD）625i 50
  • （SD）525i 59.94

デジタルビデオ入力

  • 3G-SDI、SMPTE 425
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit 

 

*ビッド深度のサポートはアプリケーションによって異なります。互換性については、ソフトウェアメーカーにお問い合わせください。

デジタルビデオ出力

  • 3G-SDI、SMPTE 425
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit 

 

*ビッド深度のサポートはアプリケーションによって異なります。互換性については、ソフトウェアメーカーにお問い合わせください。

HDR

  • SDI: SDR/HDR の転送特性、色彩測定、輝度のための VPID 信号 

デジタルオーディオ 入力

  • 16チャンネル 24bitSDIエンベデッド、48kHz同期

デジタルオーディオ 出力

  • 16チャンネル 24bitSDIエンベデッド、48kHz同期

リファレンス

  • アナログカラーブラックまたはHD3値シンク

BNC

  • 8x 3G-SDI
    • 騒音レベル 1.0/2.3

電気端子仕様

  • 8レーンPCIe 2.0

サイズ（幅x奥行x高さ）

  • 22.36 × 184.15 × 123.96 mm

重量

  • 0.2kg

電源条件

通常21W、最大23W

動作環境

  • 安全動作温度: 0～40℃ (32～104℉)
  • 安全保管温度（電源オフ時）: -40～70℃（-40～158℉）
  • 動作相対湿度: 10～90%（結露なし）
  • 動作高度: <3,000 メートル (<10,000 フィート)
  • ファンレスモデル全体のエアフロー
    • 100LFM @25℃以下では、コンピュータシャーシはヒートシンク全体で100LFMを許容するために、PCIeシールド（ヒートシンク側）のすぐ隣に外部への通気口を備えている必要があります。