商品メイン画像

KONA 4

強力な統合。プロフェッショナルな接続性。

製品概要

KONA 4は、SDからHD、2K、4Kまで、あらゆる映像を扱う比類のない機能を備えたパワフルな4チャンネルビデオ/オーディオデスクトップI/Oカードです。10bit4:2:2/4:4:4サンプリングに対応し、鮮明な画像と12bitをサポートします。HDR*ワークフローでは、KONA 4はHDR10、HLG、PQ、Dolby Visionをサポートし、SDI/HDMI経由で豊かな色彩を実現します。AJAのControl Room、Control Panelソフトウェア、SDKツールと連携し、Adobe® Premiere® Pro、Apple® Final Cut Pro、Avid Media Composer®、FilmLight製品など、主要なコンテンツ制作アプリケーションをサポートします。KONA 4は、現在そして未来のあらゆる作業に対応するパワーを備えています。

*アプリケーションによって異なります

製品特徴

  • 4K/UHD/2K/HD/SD 最大 50/60p
  • 16チャンネルエンベデッドオーディオを備えた4つの双方向3G-SDIスピゴット
  • HDMI 1.4bモニタリング、8チャンネルエンベデッドオーディオ、4KからHDへのダウンサンプリング
  • RGB 4:4:4 12bit/YCbCr 4:2:2 10bitHFRワークフローをサポート
  • 10bitLUTサポート（.cube）
  • リアルタイムのアップ、ダウン、クロスコンバージョン（HD/SD）
  • 4Kクローズドキャプションサポート
  • SDI経由のSDR/HDR転送特性、色彩測定、輝度のためのVPID信号
  • PQ、HLG、HDR10、Dolby Visionのサポート
  • HDRメタデータキャプチャと自動再生検出
  • Apple M1チップのサポートが含まれています
  • OBS Studio、vMix、Telestream Wirecast、Adobe Creative Suite、Apple FCP、Avid Media Composer などと互換性があります。
  • Apple Siliconのサポートを含む
  • Ref（アナログまたは3値）、LTC、RS-422、8チャンネルAES/EBU用のブレイクアウトケーブルが付属
  • K3G-BOXブレイクアウトボックスで外部接続を拡張
  • 3年間の保証

プロフェッショナルな接続性

KONA 4は、入出力に使用可能な双方向3G-SDI接続を備えています。マルチチャンネルオーディオ作業用の16チャンネルSDIエンベデッドオーディオとHDMI 2.0bモニタリング出力を備えています。LTC I/O、Genlock入力、RS-422 Control、設定可能な3 x BNC SD/HDアナログビデオ出力、そしてK3G-Boxによる8チャンネルAESオーディオI/Oにより、KONA 4はHDRからHFR、4KからマルチチャンネルHDストリーミングなど、様々なワークフローに統合できます。

Apple Siliconのサポート

AJA デスクトップ ソフトウェアは、AJA macOS ドライバー、アプリケーション プラグイン、AJA コントロール ルーム、AJA コントロール パネル、AJA システム テストをネイティブにサポートし、最新の Apple Silicon 向けに最適化されています。

HDR

HDR（ハイダイナミックレンジ）は、従来の信号よりも広範で豊かな色彩、より明るい白、より深く暗い黒を表現する能力を提供します。これにより、映像はより「ダイナミック」になり、視聴者に自然でリアルな色彩を伝えることができます。

KONA 4 HDR ワークフローでは、AJA のコントロール ルーム アプリケーションと、HDR テスト パターンが組み込まれた AJA コントロール パネルも活用できます。 

AJA Control Room は、SDI 経由の SDR/HDR 転送特性、測色法/輝度転送特性の VPID 信号を提供し、KONA 4 に柔軟な出力オプションをもたらします。すでに HDR 対応である HDMI ポートは同時に動作し、SDI と HDMI の両方を介した HDR 出力が可能になります。

AJA Control Roomソフトウェアは、SDIまたはHDMI入力信号からのHDRメタデータキャプチャをサポートします。キャプチャされた.movビデオファイルにはHDRメタデータが埋め込まれるため、意図したダイナミックレンジで再生できます。

AJA Control Room ソフトウェアは、KONA 4 に HDR 自動再生検出機能も提供します。記録された .mov ファイルに埋め込まれた HDR メタデータが読み取られ、KONA 4 の HDMI / SDI 出力に接続されたモニターの HDR フォーマットが自動的に設定されます。Adobe Premiere Pro/Adobe Media Encoder の HDR ファイルからメタデータを取得したファイルベースの .mov HDR 出力もサポートされています。AJA Control Room を使用すれば、これらのレンダリング出力をシンプルかつ高品質にスクリーニングできます。すべてのフレームがフルクオリティで、意図したタイミングで、適切な HDR フォーマットに正しく自動的に設定されます。

4Kクローズドキャプションサポート

AJA コントロールルーム

  • ANC抽出ファームウェアを介してCEA-608または608-in-708をサポート

Avid /Adob​​e プラグイン

  • すべてのSMPTE-291（ANC）ベースの字幕をサポート
  • Adobe Premiereは、RAWデータが利用可能な場合、ネイティブ708をサポートします。例えば、Adobeプラグインでは、Premiereが完全な708データを提供する場合、それをデバイスにそのまま渡すだけで済みます。
  • Avid Media Composer は、アクティブ ビデオ ANC (ライン 21) または ANC エクストラクタ/インサータ経由の ANC (最大 UHD/4K) をサポートします。

ワークフロー

3G-SDI 経由でデジタル ソースを KONA 4 に接続し、さまざまな形式でキャプチャします。

HDMI 出力 (HDR10、HLG、Dolby Vision**) を介してモニタリングし、高品質のプロフェッショナル SDI 出力、マシン コントロール、アナログまたは 3 値リファレンスを使用して送信先にマスタリングします。 

*AJA SDK を使用する場合、Dolby Vision 統合が利用可能になります。

ワークフローを表示

パワフル

KONA 4 の広範な 4K サポートにより、50/60 fps での HFR サポートや最新の UHD モニターをサポートする 4K HDMI 出力など、編集システムから 4K プロジェクターまたはモニターに直接出力できるため、編集者やクライアントは作業中にフル解像度の 4K 画像を表示できます。

KONA 4は、4系統の3G-SDI接続により最大120fpsのAJA RAWキャプチャにも対応しています。AJA Control Roomを使えば、映画のような臨場感あふれる美しく精細なスローモーションを作成できます。

高フレームレートのサポート

KONA 4 は、最も要求の厳しい 4K / UHD ワークフローに対応するために、50p / 60p で 4K 高フレーム レート (HFR) をサポートする能力を備えています。

4K HDMI出力

HDMI 出力は、HDMI 経由で多くの最新の UHD モニターに 4K/UHD を表示できるため、高画質を維持しながら、手頃な価格でフル解像度のモニタリングが可能になります。

AJA コントロールルーム メタデータ ツールセット

メタデータは高度なワークフロー管理の鍵となります。AJAは、SDI信号ストリームからメタデータを収集し、サイドカーファイルにエクスポートする全く新しい方法を市場に投入します。

この新しい機能は AJA Control Room メタデータ ツールセット* と呼ばれ、Desktop Software v17.1 で導入され、次の機能を追加します。

  • SDI 補助メタデータ ペイロードの一部である SCTE-104 / Dolby Vision メタデータを含む、あらゆるメタデータ タイプのキャプチャをサポートします。
  • SDI 入力をサポートする AJA KONA キャプチャ カードと付属の AJA Control Room ソフトウェア (KONA 5 や KONA X など) を使用して、カードはメタデータをキャプチャし、メタデータ サイドカー ファイルに保存します。
  • AJA Control Room はメタデータを再生して品質監視を行うことができます。
  • AJA Control Room は、フレームごとにメディアと同期したメタデータをエクスポートできます。

*macOSとWindowsのみ

ワークフローを表示

Unreal EngineによるARサポート

KONA 4 で SDI 経由で高品質のカメラからリアルタイム映像をキャプチャし、その映像を Unreal Engine で作成した仮想環境と融合させて、リアルタイムで放送に送り返すことができます。これは、放送局や拡張現実 (AR) のニーズなど、ますます高まっている課題です。

デジタル映画制作者も、これらの新しいワークフローの恩恵を受けることができます。撮影現場では、撮影中にフルコンポジットをリアルタイムで確認できるため、実写VFXの作業効率が向上します。これにより、再撮影回数が減り、俳優は自分が作業している仮想環境を理解してより力強い演技を披露できるようになります。さらに、ポストプロダクションへの移行がスムーズになるというメリットも加わり、様々な効率化とコスト削減につながります。

KONA 4 を Unreal Engine で使用するためのクイック スタート ガイド

ハードウェアキーイング

内蔵のハードウェア ダウンストリーム キーヤーにより、カードへの入力ビデオにグラフィックや画像を簡単にオーバーレイできます。 

最高水準のサポート

AJAのテクニカルサポートは業界最高水準と認められており、追加料金なしでご利用いただけます。AJAのサポートチームは、お客様が直面するあらゆる問題の解決に尽力し、お客様ができるだけ早くシステムをご利用いただけるよう尽力いたします。

K3G-Boxで接続性を拡張

オプションの K3G-Box ブレークアウト ボックスとケーブルを使用すると、KONA 4 をラック動作環境に簡単に統合できるため、タワー コンピュータの背面にアクセスすることなく、すべてのビデオ/オーディオ接続にすばやくアクセスできます。

標準のブレイクアウト ケーブルを介した K3G-Box の追加機能には、8 つの追加 AES オーディオ チャネル、2 チャネル RCA アナログ オーディオ モニタリング ジャック/ループ BNC Genlock リファレンス コネクタが含まれます。

接続を表示

Apple Mac Pro 対応

AJAは、新しいApple Mac Proとの完全な互換性を提供します。Metal対応のAJA Control Roomや、様々なアプリケーションへの幅広いサポートが含まれます。対応バージョン情報については、最新のmacOSリリースのダウンロードリリースノートをご覧ください。

KONA 4 は、最大 4K までの高解像度ワークフローを扱う制作に最適なビデオ/オーディオ I/O コンパニオンです。

アプリケーションの互換性

AJAデスクトップ製品は、プロダクション、ポストプロダクション、配信など、幅広いソフトウェアアプリケーションとの比類のないワークフロー互換性を提供します。
互換性情報については、
こちらをクリックしてください。

KONA 4 オペレーティング システムの互換性

macOS、Windows、Linux Ubuntu / Rocky をサポートしています。詳細とバージョン情報については、ダウンロードのソフトウェアタブにあるリリースノートをご覧ください。

AJA データカルク

AJA DataCalc は、iOS、iPadOS、Android 向けのモバイル OS アプリケーションで、ラスター、フレーム レート、コーデックの選択に基づいてストレージと時間を計算する 2 つのモードを提供します。

DataCalc – キャプチャ前に必要なストレージを計算します。

TimeCalc – ストレージ サイズごとにキャプチャできる材料の実行時間を計算します。

アプリケーションから直接チームと結果を共有します。

App Storeからダウンロード
Google Playからダウンロード

業界をリードするサポート

AJAのテクニカルサポートは業界最高水準と認められており、すべてのAJAのお客様にご利用いただけます。KONAのインストール、設定、操作、または技術的な問題に関してサポートが必要な場合は、  AJAサポートが お客様をサポ​​ートし、スムーズな運用開始をサポートします。

KONA製品には3年間の長期保証が付いています。製品自体の保証条件に関する詳細は、各製品のマニュアルをご覧ください。

スペック

ビデオフォーマット

  • （4K）4096×2160p 23.98、24、25、29.97、30、47.95、48、50、59.94、60
  • （UHD）3840 x 2160p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60
  • （2K）2048×1080p 23.98、24、25、29.97、30、47.95、48、50、59.94、60 
  • （2K）2048 x 1080PsF 23.98、24、25 
  • （HD）1080i 50、59.94、60 
  • （HD）1080PsF 23.98、24、25、29.97、30 
  • （HD）1080p 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60 
  • （HD）720p 23.98*、24*、25*、29.97*、30*、50、59.94、60 
  • （SD）625i 50 
  • （SD）525i 23.98*、59.94

*これらの形式は特定のソフトウェア機能に依存しており、通常の有線形式ではありません。

デジタルビデオ入力

  • 3G-SDI、SMPTE 425
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M 
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit

*ビッド深度のサポートはアプリケーションによって異なります。互換性については、ソフトウェアメーカーにお問い合わせください。

デジタルビデオ出力

  • 3G-SDI、SMPTE 425
    • RGB 4:4:4 12bit*、YCbCr 4:2:2 10bit
  • 1.5G-SDI、SMPTE 292M
    • シングルリンク HD-SDI YCbCr 4:2:2 10bit
    • デュアルリンクRGB 4:4:4 12bit*、デュアルリンクYCbCr 4:2:2 10bit
  • 270 Mbps SDI、SMPTE 259M-C
    • YCbCr 4:2:2 10bit、8bit
  • HDMI v1.4b
    • 30/36bit/ピクセル、RGBまたはYUV、2.25Gbps
    • 2K、HD、SD、HFR最大60p 4:2:2 10bitをサポート
    • 4K/UHD、LFR最大60p 4:2:2 10bit、HFR最大60p 4:2:0 8bitをサポート

*ビッド深度のサポートはアプリケーションによって異なります。互換性については、ソフトウェアメーカーにお問い合わせください。

HDR

  • SDI: SDR/HDR 転送特性、色彩測定、輝度のための VPID 信号
  • HDMI: HDR10 サポート – HDR インフォフレーム メタデータ、HDMI 2.0a/CTA-861.3 と互換性あり
  • HDMI: HLG サポート – HDMI 2.0b/CTA-861-G と互換性あり 

注: HDR のサポートはアプリケーションによって異なります。互換性についてはソフトウェアの製造元にお問い合わせください。

ビデオ出力アナログ

  • コンポジット/Sビデオ（Y/C）（BNC x 1/BNC x 2+アダプタ）
  • NTSC、NTSCJ、PAL
  • コンポーネント（3x BNC）
  • HD: YPbPr、RGB
  • SD: YPbPr、RGB（コンポーネントモード）
  • SMPTE/EBU N10、Betacam 525 ライン、Betacam 525J、RGB
  • 12bitD/A、8倍オーバーサンプリング
  • +/- .2 dB ～ 5.0 MHz Y周波数応答
  • +/- .2 dB ～ 1 MHz C 周波数応答
  • 5% 2Tパルス応答
  • <1% 差分位相
  • 差分ゲイン <1%
  • Y/C遅延の不平等が1%未満ns

デジタルオーディオ 入力

  • 16チャンネル、16/24bitSDIエンベデッドオーディオ、48 kHzサンプルレート、同期
  • 16 チャンネル、16 / 24 bit AES/EBU オーディオ、48 kHz サンプル レート、同期 (オプションの K3G ボックスの 8 つの BNC 経由)
  • 8 チャンネル、16 / 24 bit AES/EBU オーディオ、48 kHz サンプル レート、同期または非同期、内部サンプル レート変換 (ブレークアウト ケーブルの 4 つの BNC 経由)

デジタルオーディオ 出力

  • 16チャンネル、16/24bitSDIエンベデッドオーディオ、48 kHzサンプルレート、同期
  • 16 チャンネル、16 / 24 bit AES/EBU オーディオ、48 kHz サンプル レート、同期 (オプションの K3G ボックスの 8 つの BNC 経由)
  • 8チャンネル、16/24bitHDMIエンベデッドオーディオ、48 kHzサンプルレート、同期
  • 8 チャンネル、16 / 24 bit AES/EBU オーディオ、48 kHz サンプル レート、同期または非同期、内部サンプル レート変換 (ブレークアウト ケーブルの 4 つの BNC 経由)

ダウンストリーム キーヤー

  • ビデオ、マット、フレームバッファ上のアルファチャンネル、または入力ビデオやマット上のフレームバッファコンテンツを含む最大 2K/HD のグラフィックスをサポート

SDからSDへの アスペクト比変換

  • レターボックス: SDアナモルフィック素材をレターボックス画像に変換します
  • Hクロップ：画像に水平方向の引き伸ばし効果を生み出します。アナモルフィックSDをフルフレームに変換します。
  • SDピラーボックス: 画面の中央に画像を表示し、左右に黒い枠線が付き、中央にアナモルフィック画像を表示します。
  • Vクロップ: SDレターボックス素材をアナモルフィック画像に変換します

タイムコード

  • LTC タイムコード入力/出力（各 1x BNC 経由）

リファレンス入力

  • アナログカラーブラック（1V）または複合同期（2または4V）またはHD トライレベルシンク（1V）（ブレークアウトケーブルまたはオプションのK3Gボックス経由）
  • オプションの K3G ボックスで Genlock が Ref In に設定されている場合、リファレンス入力は 75 Ωに終端され、付属のブレイクアウト ケーブルでも終端されます。

電気端子仕様

  • 8レーンPCIe 2.0

機械制御

  • RS-422、Sony 9ピンプロトコル（ブレークアウトケーブルまたはオプションのK3Gボックス経由）
  • 9 ピン D コネクタのピン配列は次のとおりです。
1 GND
2 RX-
3 TX+
4 GND
5 接続なし
6 GND
7 RX+
8 TX-
9 GND
シェル GND

サイズ（幅x奥行x高さ）

  • 19.05 x 175.26 x 127.00 mm

重量

  • 0.4kg

電源条件

  • 通常22W、最大24W

動作環境

  • 安全動作温度: 0～40℃ (32～104℉)
  • 安全な保管温度（電源オフ時）: -40～60℃（-40～140℉）
  • 動作相対湿度: 10～90%（結露なし）
  • 動作高度: <3,000メートル (<10,000フィート)

ダウンロード

ソフトウェアやマニュアル、ドキュメントは英語版サイトよりダウンロードしてください。

英語版サイトへ