AJA の Thunderbolt™ ソリューション
AJA の Thunderbolt™ ソリューション
- Thunderbolt とは?
- AJA のソリューション :
- デジタル収録 & 再生機 Ki Pro シリーズに対応した Thunderbolt アクセサリー
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Thunderbolt™ は Apple と Intel が中心になって開発した、外付けの周辺機器をコンピュータに接続するためのハードウェアインターフェイスのブランド名です。Thunderbolt 1 と 2 は Mini DisplayPort (MDP) と同じ形状の端子が採用されています。一方、Thunderbolt 3 では USB Type-C 端子を使用します。この規格は、開発当初 Light Peak という名称で呼ばれていました。民生向けの製品が市場に初めて登場したのは 2011 年です。
Thunderbolt は 1 本のケーブルで PCI Express (PCIe) と DisplayPort (DP) を 2 チャンネルのシリアル信号に混合して流せます。さらに直流電流も供給可能です。Thunderbolt が登場してからは、映像表示には DisplayPort プロトコルが使用されています。そのため適切なアダプタを使用することで、あらゆる DisplayPort、DVI、HDMI、または VGA ディスプレイと接続できます。
Thunderbolt™ 2 を利用したシステムでは DisplayPort 1.2 に対応しているため、最大速度 20Gbps で転送可能です。Thunderbolt 2 が搭載されたワークステーションやラップトップは第 1 世代の Thunderbolt デバイスとの後方互換性があります。また、Thunderbolt 2 には第 1 世代と共通のケーブルと端子が採用されています。
Thunderbolt 3 のスループットは、さらに 2 倍になり 40Gbps に達します。広帯域でデバイスとの接続を簡素化できる USB-C 接続が採用されています。USB 3.1 と Thunderbolt 3 の詳細には注意を払う必要があります。同じポートを利用することもありますが、それらは互いに異なるプロトコルを採用しています。すべての USB-C ポートが USB 3.1 というわけでも Thunderbolt と互換性があるわけでもありません。Thunderbolt 3 に対応するドライブやデバイスを購入した時に、接続できるのは USB 3.1 に対応する USB-C だけです。現行の MacBook などでは、Thunderbolt 3 デバイスは認識されません。Thunderbolt デバイスを使用するためには、USB-C ポートが Thunderbolt 3 に対応している必要があります。
1 端子あたり、最大 6 台の周辺機器の接続に対応しているので、Thunderbolt 規格に対応したあらゆる製品を様々に配置できます。
Thunderbolt 2 と比較して、Intel の Thunderbolt 3 コントローラー (コードネーム Alpine Ridge) は 40 Gbs (5 GB/s) という 2 倍の帯域で、消費電力は半分、そして同時に 2 台の 4K ディスプレイの 60 Hz 表示が行えます。また、MacBook Pro Late 2016 を使用した時には、1 台の 4K ディスプレイの 120 Hz 表示や 5K ディスプレイの 60 Hz 表示にも対応します。その代わりに、Thunderbolt 2 のコントローラーを利用して 1 台のディスプレイを使用することもできます。
Thunderbolt 3 は PCIe 3.0 と、HDMI 2.0 や DisplayPort 1.2 を含む、その他のプロトコルに対応しています。
後方互換性 : Thunderbolt や Thunderbolt 2 で設計されたソリューションと製品もアダプターを使用することで Thunderbolt 3 製品とともに動作します。
Io 4K Plus は Thunderbolt 3 を経由してキャプチャーと出力が行える先進的なデバイスです。プロフェッショナル向けのあらゆるビデオ & オーディオ接続機能を備えて、最新の 4K/Ultra HD デバイス、ハイフレームレート (HFR)、ハイダイナミックレンジ (HDR) そして、ディープカラーワークフローに対応しています。Thunderbolt 3 に対応したことにより Io 4K Plus は、12G-SDI と HDMI 2.0 のどちら経由でも、SD から HD、UltraHD そしてフル 4K で最大 60p に渡る広範囲のフォーマットを、たった一本のケーブルで扱うことができます。さらに最新の HDR ワークフロー向けに HDMI での HDR 10 と HLG (ハイブリッドログガンマ) に対応しています。
Io IP はポータブル設計の Thunderbolt 3 を搭載したビデオ I/O です。業務用の HD ビデオとオーディオを IP ベースのワークフローで、インジェストとプレイバックを行えるようにするデバイスです。
Io IP はすべての Io シリーズに共通する、持ち運べることによる長所はそのままに、2 系統の Thunderbolt 3 ポートを追加することで柔軟性も獲得しました。AJA の Control Room、Control Panel ソフトウェア、SDK ツールと一緒に使用することで、Adobe Premiere® Pro、Apple FCP X、Avid Media Composer® といった制作アプリケーションや FilmLight 製品などに対応します。柔軟性のあるプラットフォームとして設計されており、SMPTE 2022-6 と 2022-7 の非圧縮 IP ビデオに対応しています。SMPTE 2110 にも近日中に対応予定であり、Io IP の柔軟性により常に新しい状態で IP への移行を進めることができます。
Thunderbolt 2 は、物理的水準とチャンネル総数が Thunderbolt 1 と同一ですが、以前は別々のチャンネルだった 2 チャンネルの 10 Gbps の信号を組み合わせることで、1 チャンネルの 20 Gbps チャンネルとしても使用できるようになりました。
Thunderbolt 2 は 4K ビデオを送出でき、ディスプレイポートを通じて、別のモニターに同時に表示することも可能です。
Thunderbolt 2 には、1 台の 4K モニターもしくは 2 台の QHD モニターへの表示を可能にする DisplayPort 1.2 への対応が盛り込まれています。Thunderbolt 2 は後方互換性を備えています。つまり、Thunderbolt 1 に対応するすべてのケーブルや接続機器と互換性があります。
最初の民生向けの Thunderbolt 2 製品は、Asus 社の Z87-Deluxe/Quad マザーボードで、2013 年 8 月に発表されました。しかし、Thunderbolt 2 に完全対応した最初の製品は 2013 年 10 月 22 日 に発売開始された Apple 社の MacBook Pro Retina Late 2013 モデルです。
Io 4K は次世代の革命的なキャプチャー & 出力ハードウェアです。Thunderbolt を利用することで、業務向けのビデオとオーディオへの接続を実現し、最新の 4K や UltraHD 対応機器やハイフレームレートを扱うワークフローに対応します。Thunderbolt 2 の技術に対応した Io 4K では、3G-SDI と HDMI の両方で、SD から HD、UHD、フル 4K までさまざまなフォーマットを処理でき、最大 50p/60p の 4K フレームレートにも対応します。さらに新たに登場した HDR ワークフロー向けに、HDMI での HDR 10 および HLG (ハイブリッドログガンマ) にも対応しています。
2011 年 2 月、Apple は MacBook Pro シリーズの新しいラインアップに Thunderbolt を搭載することを発表しました。そして、この MacBook Pro が Thunderbolt という新しい I/O 技術に対応した最初の製品となりました。
2011 年 5 月には、Apple は Thunderbolt を搭載する新しい iMac のラインアップも発表しました。これらの Mac に搭載された Thunderbolt ポートは、両端子とも同形状で、Mini DisplayPort 端子と同じサイズです。主な見た目上の違いは、 Thunderbolt が搭載された Macs には、Thunderbolt のマークがポートの隣に印字されていたことです。
この年の終わりに Sony をはじめとする他企業は Windows PC に Thunderbolt を搭載することを発表し始めました。
Io XT はポストプロダクションやオンセットで利用できる、持ち運びに最適な高速ビデオキャプチャー & プレイバックデバイスです。
コンパクト、ポータブル、パワフルな Io XT には、3G/Dual Link/HD/SD-SDI、アナログコンポーネント、HDMI を含む、ハイエンドな機能が数多く搭載されています。まさにデスクトップマシンと同じ水準の能力を Thunderbolt を利用できるシステムで利用可能にし、非圧縮 HD や SD、4:2:2 や 4:4:4 のビデオやオーディオに対応します。
AJA の T-TAP は あらゆる Mac や PC から Thunderbolt を通じて高品質な10-bit の 2K/HD/SD-SDI と HDMI ビデオとエンベデッドオーディオを出力するのに最適化された、低価格で非常にコンパクトなビデオ業務用デバイスです。この SDI 出力は業務用モニターや収録機に信号を流すことができ、また、HDMI 出力は民生品の HDMI モニターに直接信号を送出可能です。HDMI も SDI も常に使用することが出来、業務用の機器と民生機器を同時に使用することが可能です。
T-TAP は Thunderbolt 端子を通じて給電でき、追加で電源を用意する必要がありません。最小限の接続で、最大限の持ち運びやすさを達成しています。
外付けの Ki Stor メディアドックは Thunderbolt™ と USB3 で接続でき、ホストコンピュータに高速でメディアを転送が行えます。Ki Pro Rack のメディアファイルを高速でホストコンピュータとやり取りするのに最適です。
外付けの Pak メディアドックは Thunderbolt™ と USB3 で接続でき、ホストコンピュータに高速でメディアを転送が行えます。Ki Pro Quad、Ki Pro Ultra または Ki Pro Ultra Plus のメディアファイルを高速でホストコンピュータとやり取りするのに最適です。
日々進化する放送技術に対し、AJA は世界中の放送、制作、ポストプロダクション、システムインテグレーターが将来に渡って使用できる技術を提供しています。
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