FCPX v10.2からProRes QuickTimeファイルをエクスポートし、Ki Proのメディアドライブに移動してKi Proで再生すると、ファイル内にオーディオがあるにもかかわらず無音で再生されてしまいます。

FCPX v10.2からレンダリングされたProResファイル内のオーディオファイルはデフォルトでLPCM形式に変更されています。Ki Proはエクスポートしたムービーのオーディオトラックにある「lpcm」タグを認識しません。これまでのオーディオトラックは「in24」としてタグ付けされていました。

タイムラインの任意の場所にチャプターマーカーを設定すると、Ki Proでの再生時に必要なオーディオトラックに「in24」とタグ付けされたクリップをエクスポートすることができます。

最初のステップ:

  1. プロジェクト設定を変更してください。
  2. ビデオのプロパティを確認してください。
  3. オーディオステレオ/ 48kHzを設定してください。

タイムラインでのマーカー設定について:

  1. メニューバー下のマークメニューにて、「マーカーを追加 」および「マーカーを変更 」を追加してください。(この操作の実行中はタイムラインで行う必要があります)
  2. チャプターアイコンを選択し「完了」をクリックしてください。チャプターを作成することができます。

タイムラインをKi Proにエクスポートする方法について:

  1. ファイルメニューの[共有]を選択し、マスター(デフォルト)を選択してください。
  2. 「次へ」を選択してください。(チャプタマーカーを含めるにチェックが入っていることを確認してください。)
  3. コンピュータまたはネットワーク上のどこにファイルを保存するかを選択し「保存」をクリックしてください。
  4. Ki Pro製品へLAN接続またはPak MediaやKiStorドライブのAJAフォルダにエクスポートされたProResコーデックの .movファイルがアップロードします。