Ki Pro シリーズの内蔵バッテリー(リチウム電池)は何のために内蔵されているのですか?消耗をおさえるにはどうすればよいですか?

Ki Pro シリーズに内蔵されているバッテリーは、時計(日時)用になります。その他の設定については影響はございません。
そのため、内蔵バッテリーが動作しないような状況の場合ですと、収録されたクリップでは正しい日時が反映されない可能性があります。

内蔵バッテリー(リチウム電池)の部品番号およびメーカー:
Ki Pro Rack および Ki Pro Ultra シリーズ:102112-00(Renata 製 CR1225Fv/LF)
Ki Pro GO:104090-00(Panasonic 製 BR1632A/FA)
Ki Pro GO2:Renata 製 CR1632FV-LF
Ki Pro Mini:103394-00(Panasonic 製 BR1225A/FA)

内蔵バッテリーの寿命
内蔵バッテリーの寿命については、各内蔵バッテリー(リチウム電池)のメーカーへ問い合わせしていただくことを推奨します。
なお Ki Pro シリーズは 3年間のメーカー保証が付属しているので、保証期間内に内蔵バッテリーの消耗を確認した場合には、無償で本体交換またはメーカー本国での修理対応が可能です。(保証期間外の場合は有償での修理)
修理をご希望の場合には、修理受付窓口よりご申請をお願いいたします。
また、内蔵バッテリーは内部のプリント基盤 (PCB) にはんだづけされており、ユーザー様ご自身での内蔵バッテリー交換は改造とみなされ、今後保証対象外となります。

内蔵バッテリーが消耗(劣化)したことを表示する機能があるか
内蔵バッテリーが劣化することを表示するようなアラート表記はございません。
上記の通り、内蔵バッテリーは時計(日時)用になりますので、Ki Pro シリーズで収録した際にクリップ作成日が工場出荷日時になっている場合や、Web UI の CONFIG メニュー内 Date/Time 設定メニューで、日付が工場出荷日時に戻ってしまっている場合は、内蔵バッテリーが正常に動作していないことを示しています。
なお、内蔵バッテリーが動作していない状態で影響がある点はクリップに正しいタイムスタンプ(年月日および時刻)が反映されない点のみで、その他の挙動については影響はございません。

内蔵バッテリー(リチウム電池)を長持ちさせる方法について
Ki Pro シリーズに電源アダプターおよび電源ケーブルを常に接続することを推奨します。内蔵バッテリーは外部からの電源供給がない場合にのみ動作するので、外部からの電源供給がある状態であれば、内蔵バッテリーは使用されません。
また、Ki Pro シリーズの本体がシャットダウンされた状態でも、電源が接続されている状態であれば、内蔵バッテリーは使用されません。