KUMO シリーズ

  • Safeboot Reset とファームウェアの再インストールについて

    KUMO シリーズのファームウェアが破損し、デバイスがフリーズするような状態になった場合、セーフブートファームウェアイメージにリセットすることができます。
    セーフブート中も、既存の KUMO のネットワーク設定(DHCP または Static IP)は保持されます。
    セーフブートが有効な状態では、Web UI から最新のファームウェアを再インストールすることで、システムの動作を完全に回復することができます。
    重要:セーフブートファームウェアを実行している KUMO シリーズは、互換性のあるファームウェアをインストールするためにネットワークからアクセスできる状態を除き、動作しません。

    KUMO シリーズのファームウェアファイルにつきましては、あらかじめ AJA の Web ページよりダウンロードしてください。
    https://www.aja.com/products/kumo-1616-12g > Software よりダウンロードが可能です。
    ※ファームウェアは全ての KUMO ルーターと KUMO CP で共通です。

    [KUMO シリーズのセーフブートおよびファームウェア適用手順]

    1. KUMO ルーターおよび KUMO CP の電源を切ります。
    2. リセット機能を実行します。
       KUMO ルーターの場合、伸ばしたペーパークリップまたは同様のものをリセットスロット(内部にボタンがあります)に挿入します。
       KUMO CP の場合、パネルの SHIFT SRC ボタンと SHIFT DEST ボタンの両方を押し続けます。
    1. 上記のボタンを押した状態を保ったまま KUMO ルーターもしくは KUMO CP の電源を接続し、少なくとも5秒間押し続けてから、ボタンを離してください。
    2. KUMO ルーターもしくは KUMO CP にネットワークスイッチや PC と LAN ケーブルで接続して PC 上で Web UI にアクセスし、FIRMWARE メニュー内の Upload New Firmware から事前にダウンロードしたファームウェアファイルを適用して、アップデート作業を行ってください。
      ※Web UI へのアクセスは、eMini-Setup を使用して行うことをお勧めいたします。
      eMini-Setup 経由で AJA デバイスの Web UI へアクセスする方法

    投稿日: 2025年 9月 30日 (火)

  • KUMO ルーターで信号を切り替えた際に、切り替え時のショック(信号断)は発生しますか?

    KUMO シリーズはスイッチャーではなく、ビデオルーターでございます。

    信号切り替え時にシームレスな動作を保証するものではございませんので、あいにくですが、映像切り替え時にショックがある場合がございます。

    KUMO ルーターは Ref 入力に同期信号を入力いただいている場合、 SMPTE RP168 で定められているスイッチポイントに合わせて映像信号を切り替えます。(同期信号の入力がない場合には、ランダムなタイミングでの切り替えとなります。)

    なお、同期信号を入力いただいている場合でも、映像信号切り替え時のショックは発生いたします。

    製品マニュアル P.7 KUMO Features 末尾の Note にも記載がございますので、あわせてご参照いただけますと幸いです。

    投稿日: 2024年 7月 3日 (水)

  • KUMO ルーターと KUMO CP を、直接 LAN ケーブルでつないで使用できますか?

    KUMO コントロールパネルには、直接 LAN ケーブルで接続された KUMO ルーターを制御できるよう自動的にセットアップを行う機能があります。
    なお、KUMO シリーズは Cat-5 ストレート/クロスどちらの Ethernet ケーブルにも対応しています

    • KUMO ルーターと直接 LAN ケーブルで KUMO コントロールパネルを接続した後、KUMO コントロールパネルのボタンが点灯すればセットアップ完了です。
    • 接続しているKUMO ルーターは、 RTR 1 ボタンにアサインされます。

    注記:すでに KUMO コントロールパネルで IP アドレスが設定されていても、そのネットワーク設定はこの自動設定には使用されません。強制的にこの自動設定モードにしたい場合は、“RTR 1” ボタンと “SHIFT DEST” ボタンを同時に 4秒間押してください。

    投稿日: 2020年 5月 20日 (水)

  • KUMO コントロールパネルや KUMO ルーターへうまく接続できません。

    KUMO ルーターおよび KUMO コントロールパネルの設定方法については、最新版の KUMO シリーズマニュアル、もしくはクイックスタートガイドをご参照ください。(英語版のみ: aja.com > Products > Routers > 各種 KUMO 製品の Support メニュー・Manuals の項目よりダウンロード頂けます)

    < USB ポート付きのモデルの場合 >

    • KUMO シリーズの本体に USB ポートがある場合、同梱の USB ケーブル経由で PC と KUMO を接続しAJA eMini-Setup ソフトウェアを利用することで、IP アドレスの確認および設定を簡単に行っていただけます。
    • AJA eMini-setup ソフトウェアダウンロードページ:https://www.aja.com/products/aja-emini-setup
    • 注:KUMO FW v4.5.0 以降 かつ USB ポート付きの筐体 + eMini-Setup v2.0 以降 でご利用いただける機能となります。

    KUMO ルーターおよび KUMO コントロールパネルでは、工場出荷時に一時的な固定IP “192.168.101.1” (サブネットマスク:255.255.255.0)が設定されておりますので、まずはネットワークに繋がっているかの確認のために Ping が通るかご確認ください。

    IP アドレスが不明になっている場合は、一度ファクトリーリセットをお試しください。手順は以下の通りです:

    • KUMO ルーターの場合

      • KUMO 本体背面、IDENTIFY ランプの下にある小さい穴(下記画像参照)がリセットボタンです。
    • 細い針金(開いたゼムクリップなど)を用意し、リセットボタンの穴へカチッと感触があるまで挿し込み、5秒間押した後離します。
    • その後 KUMO ルーターは自動的に初期の IP アドレスで再起動します。IDENTIFY ライトが点滅していれば、初期 IP アドレス設定は完了しています。
    • KUMO コントロールパネルの場合
      • 2つの “SHIFT” ボタンを同時に、5秒間押した後離します
        • SHIFT SRC ボタンと SHIFT DEST ボタン(モデルによっては、上下ボタン(▲と ▼)の場合もあります)
      • SRC ボタンと DEST ボタンの列が一斉にパッと光れば、初期 IP アドレス設定は完了しています。

    また、Web ブラウザの “Bonjour Service”、もしくはネットワークスキャンなどのアプリケーションを使用すると KUMO ルーターおよび KUMO コントロールパネルの IP アドレスを確認することができます。

    Web ブラウザについても、Safari や Firefox、Google Chrome など複数の Web ブラウザからのアクセスをお試しください。

    投稿日: 2017年 11月 29日 (水)

  • Web UI に接続する際の推奨ブラウザは何ですか?

    AJA にて KUMO との動作検証済みのブラウザは下記となります。Bonjour 対応のブラウザを推奨します。

    • Firefox:最新バージョン (プラットフォーム共通)
    • Safari:最新バージョン (Mac/Windows)
    • Internet Explorer:バージョン 10 以上 (Windows)
    • Google Chrome:最新バージョン (プラットフォーム共通、Bonjour 対応版)

    KUMO and KUMO CP User Manual v4.9 (2025/04/04発行) 時点

    投稿日: 2017年 11月 29日 (水)

  • KUMO製品1台を複数台のKUMO CPから制御することは可能ですか?

    可能です。どのKUMO CPからも任意のタイミングで制御することができます。

    投稿日: 2015年 7月 29日 (水)