米国報道発表資料抄訳 - 2018 年 7 月 16 日
Desktop Software v14.2 で、インジェスト中のストレージ割り込み処理が改善
カリフォルニア州、グラスバレー (2018 年 7 月 16 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、マルチチャンネル HD / シングルチャンネル UltraHD に対応した HDMI キャプチャーカード KONA HDMI、3G-SDI キャプチャー / プレイバックカード KONA 1、Thunderbolt™ 3 を搭載した I/O デバイス Io IP の出荷を開始しました。
同時に、AJA は Desktop Software v14.2 も公開しました。このアップデートにより、KONA HDMI と KONA 1 にも対応します。また、Io IP では 10Gb イーサネットに対応し、2K/HD のビデオとオーディオを IP 経由で扱えるようになります。さらに AJA Control Panel から「Deep Buffer」キャプチャー設定を行えるようになり、KONA シリーズ、Io シリーズ、T-TAP の機能改善も行われています。
KONA HDMI
KONA HDMI は柔軟な HDMI ビデオキャプチャーカードで、ライブストリーミング、放送、プロダクション、ポストプロ、ビデオブログ、テレビゲームのキャプチャーとストリーミング、VR、プロジェクションマッピング、HDR のキャプチャーとパススルーなどに対応します。
Telestream Wirecast® や vMix でストリーミングやスイッチングをしながら、2K/HD を 4 チャンネル同時にキャプチャーしたり、AJA Control Room を使用し、HDMI 2.0 接続で主要ノンリニア編集ソフト、あるいはエフェクトソフトに対応するファイル形式で 1 チャンネルの 4K/UltraHD を 最大 60p でキャプチャーすることができます。
AJA SDK と V4L2 (Video for Linux®) を用いることで、KONA HDMI はマルチチャンネル HDMI インジェスト、スイッチング、モニタリング、コミュニケーションソリューションを開発することも可能です。
KONA 1
KONA 1 は、放送局、ポストプロダクション、プロ AV 業界のキャプチャーとプレイバックを簡潔にします。
堅牢性の高いシングルチャンネル 3G-SDI の 2K/HD 60p PCIe I/O カードで、標準的なアプリケーションプラグインが利用でき、AJA、Adobe®、Apple®、Avid®、Telestream など業界標準のアプリケーションを利用して、キャプチャー、モニタリング、プレイバックが行えます。さらに開発者は AJA の SDK も利用可能です。
KONA 1 は、キャプチャー (パススルー) 中の同時モニタリング、RS422 制御、専用のリファレンス / LTC ポートなどに対応しています。
Io IP
Thunderbolt 3 が搭載された Io IP は、IP ネットワークからのインジェストや IP ネットワークへの出力を高精度で行えるため、2K/HD/SD を扱うビデオ / オーディオワークフローで活用できます。
3G-SDI、HDMI 2.0 (HDR 対応)、アナログオーディオにより、ローカルモニタリングにも対応しています。
Io IP は macOS と Windows の両方に対応しており、Apple、Adobe、Avid、Autodesk®、Telestream などのプロダクション、ポストプロダクション、マスタリング、ストリーミングツールと共に使用できます。
Thunderbolt 3 ポートを 2 つ搭載しているため、デイジーチェーン接続が可能です。10Gb イーサネットに対応する 2 つの SFP+ ケージを使用して、IP ネットワークでビデオとオーディオのルーティングが行えます。
この堅牢性の高いデバイスは、SMPTE 2022-6 に対応し、非圧縮ビデオ、オーディオ、さらに VANC データも IP で転送します。同様に SMPTE 2022-7 にも対応しており、冗長性による保護が可能です。
Desktop Software v14.2
Desktop Software v14.2 は、KONA HDMI と KONA 1 に対応します。Io IP では 10Gb イーサネットに対応し、2K/HD のビデオとオーディオを IP (非圧縮 SMPTE 2022-6/7) 経由で扱えるようになります。AJA Control Panel で設定できる「Deep Buffer」により、インジェスト中のストレージ割り込み処理が改善されます。さらに KONA シリーズ、Io シリーズ、T-TAP でも機能が改善されています。
Io 4K Plus、DNxIV、Io IP では、7.1 チャンネルのインジェスト / モニタリング向けに 8 チャンネルのアナログオーディオ全てを入力や出力に設定したり、4 入力 / 4 出力のモードにしたり、ステレオに加え VO やディスクリートトラックの I/O として利用することもできます。
価格と販売時期
KONA HDMI、KONA 1、Io IP は、本日より全世界の AJA 正規販売代理店ネットワークを通じてご注文いただけます。日本国内の税抜定価は以下の通りです。
- KONA HDMI : 126,000 円
- KONA 1 : 84,000 円
- Io IP : 318,000 円
Desktop Software v14.2 は、本日より AJA のウェブサイトから無料でダウンロードいただけます
より詳しい情報については AJA のウェブサイトをご覧ください。 https://www.aja.com/
AJA Video Systems について
1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。
- ウェブサイト : www.aja.com
- ウェブサイト [日本語] : www.aja-jp.com
本リリースに関する問い合わせ先
AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)メールアドレス : announce@aja-jp.com
TEL:0120-973-562 / FAX:03-4400-7387
所在地 : 東京都千代田区平河町1-7-20 COI平河町ビル 2F
トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。