Ki Pro GO2

HEVC に対応した次世代デジタル収録機

Ki Pro GO2

Ki Pro GO2 は、ポータブルサイズのマルチチャンネル H.265 (HEVC)* / H.264 (AVC) レコーダー です。同時に最大 4 チャンネルの HD や SD ビデオを市販の USB ドライブやネットワークストレージにリダンダント収録が行えます。

柔軟にチャンネルを割り当てられる 4 系統の 3G-SDI と 4 系統の HDMI によるデジタルビデオ入力端子により、業務用のビデオカメラやデジタル一眼レフカメラなどを接続した SDI ルーターから出力されるあらゆる 3G-SDI 信号を含む広範なビデオソースに対応します。Ki Pro GO2 は入力信号のフレームを同期するため、入力ビデオソースは、ゲンロックされている必要はありません。Ki Pro GO2 の各入力チャンネルには、AJA の高精度なデインターレース (インターレース解除) 機能も搭載されています。インターレース入力をプログレッシブ形式に変換して収録できます。どの収録チャンネルにも、高品質の 2 チャンネルエンベデッドオーディオまたは、バランスド XLR アナログオーディオを割り当てられます。マルチチャンネルマトリックスモニタリング機能により、複数のビデオチャンネルを HDMI モニターまたは SDI モニター上で確認できます。 また HDMI および SDI モニター出力へのスーパーアウト機能が強化され、タイムコード、メディア残量ステータスおよび各チャンネルのオーディオメーターを表示できるようになりました。

ハーフラック幅で 2RU の高さの Ki Pro GO2 は、持ち運びにもラックマウントにも相応しく、あらゆる環境に対応する設計です。大規模なコンサートツアーから小規模な地方のコミュニティまで対応します。

* 高効率ビデオコーディング

概要

KI Pro GO2

主な機能

  • マルチチャンネル H.265 (HEVC) / H.264 (AVC) 収録
  • 標準的なウェブブラウザで利用できる使いやすいウェブ UI
  • 前面パネルの制御ボタンと組み込みの HD 解像度のスクリーン
  • USB 収録メディア端子 × 5 (市販の USB 3.2 Gen 1 メディア互換)
  • 組み込みのドライブフォーマット機能により exFAT でフォーマット
  • ネットワーク (SMB) ストレージにリアルタイム収録
  • USB または SMB を選択しリダンダント (冗長) 収録可能
  • フレーム同期機能を組み込み
  • 3G-SDI 入力 × 4
  • 3G-SDI 出力 × 4
  • 3G-SDI モニタリング出力 × 1
  • HDMI 入力 × 4
  • HDMI モニタリング出力 × 1
  • HDMI と SDI でマルチチャンネルマトリックスモニタリングに対応
  • HDMI と SDI 拡張スーパーアウトに対応 : タイムコード、メディアステータス、オーディオレベルを表示
  • シングルチャンネル H.265 または H.264 プレイバック
  • 5 種類の VBR 収録オプション
  • タイムコード SDI RP-188 入力に対応 : 時刻またはタイムコード値
  • アナログオーディオ入力を 1 チャンネル使用し LTC に対応
  • マイク / ライン / 48V を切替可能なバランスド XLR アナログオーディオ入力
  • ビデオ入力ごとに 2 チャンネルのエンベデッドオーディオ
  • ネットワークウェブ UI 経由でファイルをダウンロード
  • 単独で動作
業界標準の接続性

業界標準の接続性

Ki Pro GO2 の背面には、4 系統の 3G-SDI 入力と 4 系統の HDMI 入力が搭載されています。1 台の HD ディスプレイ上で複数のチャンネルを確認できるマトリックスモニタリング機能を用いて SDI と HDMI を分割してモニタリング可能です。マスターのソースやミキサーなどからオーディオ収録を行う際に、XLR アナログオーディオ端子を利用できます。マイク、ライン、ファンタム電源に対応します。HDMI と SDI の 2 チャンネルエンベデッドオーディオや XLR アナログ入力は、各収録チャンネルに簡単に割り当てられます。また、ふたつめのアナログオーディオ入力を LTC 入力として使用可能です。

前面に 4 ポートある USB 端子を使用すれば、収録メディアの交換も簡単です。背面にも USB 端子は 1 ポート搭載されています。メイン収録用のメディアとバックアップ用のメディアをどれにするか、すべての USB ポート、ネットワークストレージから自由に選択できます。バックアップはもとより、ポストプロダクション、クライアント、他のチームなどにキャプチャーしたファイルのコピーを渡すのにも便利です。また、ひとつのソースを複製するために、複数の USB ドライブを収録先に指定できます。

信号がバススルーされる 4 系統の 3G-SDI 出力は、ルーター、スイッチャー、他の Ki Pro シリーズなど、さまざまなデバイスに接続可能です。

オプションの冗長化電源を使用すれば、重要なライブイベントの現場で求められる信頼性が得られます。

簡単な入力マッピングとゲンロックフリー収録

簡単な入力マッピングとゲンロックフリー収録

Ki Pro GO2 を使用すると、最大 1080p 50/60 の H.265 または H.264 で 4 チャンネルの同時収録が行えます。Ki Pro GO2 の設定は簡単です。HDMI ソースと 3G-SDI ソースをそれぞれ最大 4 系統接続でき、収録する 4 つのチャンネルにはどの組み合わせの 4 入力でも割り当て可能です。5 つの USB ポートのうちいずれか 4 つを収録先として選択し、H.265 または H.264 で収録します。

ライブイベントなどの特に時間に余裕がない状況でも Ki Pro GO2 は活躍します。入力をゲンロックする必要がないので、SDI カメラ、デジタル一眼レフカメラ、または HDMI カメラなどのソースを適切な収録チャンネルへ簡単に切り替え可能です。マッピングは Ki Pro GO2 の洗練されたユーザーインターフェイス内で行えます。

NAS

ネットワーク収録

外部接続のネットワークストレージ (NAS) を用いて、収録機能を拡張しましょう。標準的なギガビットイーサネットネットワークに Ki Pro GO2 と NAS を接続するだけで、ネットワークストレージの利点を活用できます。その際、NAS は、メインの収録先としても、またバックアップメディアとしても使用できます。NAS で収録しながら、ローカルの USB メディアにも同時に収録できるため、共有ストレージと持ち運びしやすいメディアという完璧な組み合わせで運用できます。

Ki Pro GO2 の洗練された直感的なユーザーインターフェイスにより、NAS の設定も簡単に行えます。ストレージの IP アドレス、ログイン情報と使用する SMB ダイアレクトの情報を入力すれば、ストレージが認識され収録準備は完了です。Ki Pro GO2 は、接続されている NAS システムの SMB ダイアレクトを自動検出しそれに合わせた自動構成でも設定できます。SMB 認証情報をプリセットに保存できるため、ボタンひとつで直ちに設定を呼び戻せます。

ローカルおよび NAS 収録 ワークフロー図

ローカルおよび NAS 収録

この図では、Ki Pro GO2 がカメラソース 1〜4 からビデオを受信しています。Ki Pro GO2 は、前面の USB3 端子に接続された USB ドライブにローカル収録しています。さらに、接続されたギガビットイーサネット経由でも NAS に同時収録しています。編集、グラフィックおよびデジタルアセットマネジメント (DAM) 用のワークステーションも Ki Pro GO と同様に同一のネットワークに接続されているため、NAS へアクセス可能な状態になっています。

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1 台の NAS に複数の Ki Pro GO2 から収録 ワークフロー図

1 台の NAS に複数の Ki Pro GO2 から収録

2 台の Ki Pro GO2 を用いたワークフローをご紹介します。1 台目の Ki Pro GO2 にはカメラのソース信号 1 から 4 を入力し、2 台目の Ki Pro GO2 には カメラのソース信号 5 から 8 を入力しています。どちらの Ki Pro GO2 でも、前面の USB 端子に接続された USB ドライブにローカル収録しています。さらに両方の Ki Pro GO2 は、ギガビットイーサネットネットワークにも接続されています。カメラのソース信号 1 から 8 は、同じネットワークに接続されている NAS にも同時に収録されています。

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複数の収録先への同時収録 ワークフロー図

複数の収録先への同時収録

この図では Ki Pro GO2 に、カメラソース 1 から 4 のビデオ信号が入力されています。この Ki Pro GO2 には、複数の USB ドライブだけでなく NAS もギガビットイーサネット経由で接続されていて、非常に柔軟な運用が行えます。

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H.265 と H.264 エンコーディング

H.265 と H.264 エンコーディング

相応しい画質とビットレートを選びましょう。

Ki Pro GO2 は、チャンネル毎に個別に収録プロファイルを設定できます。配信時の需要やファイルの最終的に割り当てられるプレイバックストリーム帯域に応じて、5 チャンネルすべての収録プロファイルの種類を変更して割り当てられます。

収録プロファイルは、5 種類の VBR 設定から選択可能です。H.265 で最大 15Mbps、H.264 で最大 25Mbps に対応します。

  • Low : トーキングヘッド、会議のバックアップ、セキュリティ記録などに適しています。
  • Med-Low : Low よりもさらにディティールが必要なコンテンツ向き
  • Medium : より複雑なコンテンツに最適
  • Med-High : Medium よりも詳細
  • High : スポーツやライブイベントなどといった、動きが早く、よりディティールが求められるコンテンツに最適

Ki Pro GO2 は、標準 .MP4 コーデックコンテナで収録します。利便性があり、幅広いソフトウェアアプリケーションとの互換性も持ち合わせています。

リダンダント収録

リダンダント収録

Ki Pro GO2 は、様々なリダンダント収録の方針に対応します。

前面に 4 ポート、背面に 1 ポート USB 端子があり簡単に収録メディアを抜き差しできます。収録メディアには、認定された市販の USB ドライブが利用できます。Ki Pro GO 2は、メイン収録用の USB ポートと、バックアップ用の USB ポートを柔軟に選択できます。このリダンダント収録機能により、バックアップ用として保存したり、ポストプロダクション、クライアントまたはチーム内の別のメンバーに渡せるキャプチャーファイルのコピーとして使用できます。

入力ソースがひとつの場合には、その入力の収録先として、5 つの USB ポートを自由な組み合わせで使用できます。4 チャンネルのメイン収録先と 4 チャンネルのバックアップ収録先として割り当て可能です。複製が必要な場合には、合計 5 つの物理デバイスに対し、そのひとつのソースを 8 つに複数収録できます。

以下では、Ki Pro GO2 でメディアを「パスアウト」、「パスアラウンド」または「ハンドアウト」する際の重要な概念に焦点を当てて、実現可能なワークフローのほんの一例をご紹介します。収録が完了したときには、既にクライアントにデータを渡す準備は整っています。

カメラ 4 台でメイン収録とバックアップ収録 ワークフロー図

カメラ 4 台でメイン収録とバックアップ収録

4 台のカメラを Ki Pro GO2 に直接接続し、各チャンネルを Ki Pro GO2 本体前面の端子に挿した 4 本の USB フラッシュメモリーに直接収録します。また、本体背面の端子に接続した 1 台の USB ドライブにも 4 チャンネルをすべて合わせて収録します。

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カメラ 3 台と PGM のメイン収録とバックアップを収録 ワークフロー図

カメラ 3 台と PGM のメイン収録とバックアップを収録

3 台のカメラをミキサーに接続し、そのミキサーからカメラの ISO データだけでなく、ラインカット / プログラムデータを Ki Pro GO2 に入力します。各チャンネルを Ki Pro GO2 本体前面の端子に挿した 4 本の USB フラッシュメモリーに直接収録します。また、本体背面の端子に接続した 1 台の USB ドライブにも 4 チャンネルをすべて合わせて収録します。

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Ki Pro Ultra 12 G 収録時にメインとバックアップを H.265 または H.264 で収録 ワークフロー図

Ki Pro Ultra 12G 収録時にメインとバックアップを H.265 または H.264 で収録

マルチカメラ収録の最良な方法です。4 台のカメラを Ki Pro Ultra 12G に直接接続し、高品質な Apple ProRes フォーマットで AJA Pak Media にキャプチャーします。Ki Pro Ultra 12G から出力した 4 系統の 3G-SDI を Ki Pro GO2 に直接接続し、メインとバックアップを H.264 で収録します。マルチ収録、個々のカメラの ProRes および H.265 または H.264 データ、バックアップのすべてをリアルタイムで実現します。

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Ki Pro Ultra 12G 収録時に H.265 または H.264 でプロキシ収録 ワークフロー図

Ki Pro Ultra 12G 収録時に H.265 または H.264 でプロキシ収録

Ki Pro Ultra 12G で Apple ProRes 収録時に、Ki Pro GO2 上で圧縮設定を変更して H.265 または H.264 ファイルでマルチチャンネルのキャプチャーとリダンダント収録を行います。 冗長性が得られると共に、編集やポストプロダクションで使用可能な低容量のプロキシファイルも作成できる、マルチカメラ撮影に求められるプロキシワークフローです。

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グループ収録機能

グループ収録機能

上記で紹介しているワークフローのように、多くのワークフローでは他の Ki Pro シリーズや複数の Ki Pro GO2 を組み合わせた同時収録が必要になる場合があります。

グループ収録機能により、複数の個体で連動して収録を行えます。この機能はウェブ UI 経由で利用可能です。Ki Pro GO2、HELO Plus、Ki Pro Ultra 12G などの IP 設定から対応製品を同一のネットワークのサブネットマスクに配置します。そしてイーサネットスイッチやハブ経由でホストコンピューターと LAN 接続します。

Ki Pro Ultra 12G と Ki Pro GO2 の組み合わせはプロキシワークフローに最適です。Ki Pro Ultra 12G で編集向けの高解像度な ProRes または DNxHD を収録し、同時に Ki Pro GO2 でクライアントへの受け渡しやストリーミングに便利な H.265 または H.264 ファイルを収録できます。このシステムに HELO Plus をこのネットワークに組み入れれば、リアルタイムでストリーミングが行えます。

ポストプロダクションでのマルチチャンネル収録

ポストプロダクションでのマルチチャンネル収録

Ki Pro GO2 は各入力を個別に収録します。収録されたファイルはマルチカメラ編集用のシーケンスとして直接インポートできる状態になっています。追加の変換作業やソフトウェアは不要です。単純に USB ドライブから編集ソフトウェアへ直接ドラッグ & ドロップするだけです。Ki Pro GO2 のクリップ名は論理的な手法に従って付与されます。簡単にデータ管理が行え、マルチカメラ編集に適合します。 Ki Pro GO2 は自動的にチャンネル番号とバックアップ名を追加するので、簡単にデータ管理を行えます。

  • 本線の収録ファイル番号が 144 でチャンネルが 1 番目の場合 : Clip_ch1_144.mp4
  • バックアップの収録ファイル番号が 144 でチャンネルが 1 番目の場合 : Clip_ch1_144_bak.mp4
強化されたスーパーアウト付き HD マルチチャンネルマトリックスモニタリング

強化されたスーパーアウト付き HD マルチチャンネルマトリックスモニタリング

Ki Pro GO2 の SDI モニタリングポートや HDMI モニタリングポートに HDMI や SDI の HD モニターを接続すると、ディスプレイ毎に最大で 4 チャンネルの映像を整列させ一度に確認できます。もしくは、選択した任意の出力 1 チャンネルのフルスクリーン表示も可能で、拡大して細部の確認が行えます。

マトリックスコンバーターや複数のモニターを使用しなくても、マルチカメラ撮影時の映像を 1 台のモニター上で柔軟に確認できるので、効率と利便性が向上します。

スーパーアウト機能が強化され、タイムコードのオーバーレイや、チャンネル毎のオーディオ VU メーターとメディアの残量パーセンテージが SDI および HDMI モニター出力に表示されるようになりました。

高解像度 LCD と直感的なオンスクリーンユーザーインターフェイス

高解像度 LCD と直感的なオンスクリーンユーザーインターフェイス

Ki Pro GO2 には鮮明な高解像度の大型 HD ディスプレイが搭載されていて、素材をありのままにモニタリングできます。ディスプレイには、ビデオモニターとメニュー / ステータスを重ねて表示可能です。親しみやすく直感的なメニューシステムのインターフェイスとして機能します。くっきりと表示される詳細なオーバーレイ UI はオンスクリーンキーボード機能により、パワフルかつシンプルな操作が行えます。これらはすべて HD LCD ディスプレイに映しだされます。

Ki Pro GO には、直感的に扱える専用の操作ボタン (収録、再生、停止、巻き戻し、早送り) が備わっています。そのため時間をかけずに操作方法を習得できます。

現在のシステムステータスと主要な設定の情報は、内蔵の美しい高解像度 LCD スクリーンに分かりやすく表示されます。追加で操作上の情報が必要な時には STATUS (ステータス) メニューから、収録中でもプレイバック中でもアクセス可能です。

市販の USB メディアに対応

市販の USB メディアに対応

Ki Pro GO2 は FAT または exFAT ファイルシステムでフォーマットされた市販の USB メディアに収録できるため費用対効果が高く便利です。このファイルシステムはクロスプラットフォームに対応していて、ワークステーションやサーバーなどに問題なくファイルを送れます。

Ki Pro GO2 は、スタンドアロン操作でメディアフォーマットが行えます。

Ki Pro GO2 で使用する USB メディア選定の際には、最新版の AJA 推奨 USB メディアリスト (https://www.aja.com/products/ki-pro-go#support > Documents メニュー > Ki Pro GO2: Approved Media List : 英語版のみ) をご参照ください。

  • USB 3.2 Gen 1 メイン収録用前面ポート × 4
  • USB 3.2 Gen 1 背面ポート × 1
  • 全てのポートで以下の規格に互換
    • USB 2.0 (480 Mbps)
    • USB 3.0 (5 Gbps) *
    • USB 3.1 Gen 1 (5 Gbps) *

* SuperSpeed USB

  • 最大 5V 1A (スロット毎)
  • FAT ファイルシステム
    • FAT16
    • FAT32
    • exFAT
マルチチャンネル ProRes 収録用に Ki Pro Ultra 12G を一緒に使用 ワークフロー図

マルチチャンネル ProRes 収録用に Ki Pro Ultra 12G を一緒に使用

Ki Pro GO2 を Ki Pro Ultra 12G と一緒に使用すると、業務向けのマルチチャンネル収録がより完璧になります。両方のデバイスで最大 4 系統まで複数のデータストリームを Apple ProRes と H.265 または H.264 でキャプチャーできます。しかも 2RU のラックスペースしか占有しません。

同一サイズの Ki Pro GO2 と Ki Pro Ultra 12G は、合わせて設置するのに便利です。フライパック、機材ラック、中継車、その他の施設にも適しています。

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LTC 挿入機能

LTC 挿入機能

Ki Pro GO2 には、最大 8 系統のビデオ入力に対応し、幅広い入力ソースを受け付けます。これは、ソースにタイムコードが存在しない場合も含まれます。アナログオーディオ入力のうち 1 チャンネルを LTC として挿入し使用可能です。

ファイル転送機能

ファイル転送機能

リモートワークフローの時代には、ファイル転送可能かどうかは重要です。Ki Pro GO2 は、ウェブ UI を介してネットワーク経由でファイル転送が行えます。あらゆる OS で、ラップトップでもワークステーションでも、どこからでもアクセスできます。

柔軟性の高いオーディオ

柔軟性の高いオーディオ

Ki Pro GO2 は、入力された 3G-SDI や HDMI のエンベデッドオーディオ、あるいは、背面の XLR ポートから入力されたアナログオーディオのうち、2 チャンネルを各収録チャンネルにキャプチャーできます。

各 XLR ポートはライン、マイク、+48V ファンタム電源に切り替えられます。レベルコントロールと各収録チャンネルがビデオまたはアナログオーディオのいずれに従うかを選択できます。

入力ソースからそのままオーディオをキャプチャーするか、オーディオミキサーあるいはマイクのオーディオに置き換えてキャプチャーするかを柔軟に決められます。

リモート設定とリモート操作

リモート設定とリモート操作

Ki Pro GO2 には、リモート制御とリモート設定が行える高度な機能が備わっています。標準的な Ethernet の LAN で接続されたホストコンピューター上の一般的なウェブブラウザーから、Ki Pro GO2 のすべてのパラメーター、設定、クリップの選択、転送制御が行えます。ホストコンピューターは OS を選ばず、ネットワーク越しにリモートで制御できます。

KPU Shelf

KPU Shelf

2 台の Ki Pro GO2 は、2RU の高さで簡単にラックマウントでき、並べて設置すると便利です。施設からフライパックまで、ラックマウントのワークフローに適しています。

業界最高水準のサポート

業界最高水準のサポート

業界で最高水準だと認識されている AJA のテクニカルサポートを、すべての AJA ユーザーが受けられます。導入、設定、操作、技術的な課題など、あらゆる場面で AJA にサポートを仰げます。

Ki Pro シリーズには 3 年間の国際保証が設けられています。製品保証に関する詳細情報は、製品マニュアルでご確認ください。

関連情報

日々進化する放送技術に対し、AJA は世界中の放送、制作、ポストプロダクション、システムインテグレーターが将来に渡って使用できる技術を提供しています。

AJA 製品を扱っている販売会社は、以下の購入先情報からご確認いただけます。また、AJA-JP では購入前に製品を実際に確認できる、評価用の機材を無料貸出しています。

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