米国報道発表資料抄訳 - 2018 年 2 月 1 日
カラー処理と HDR 変換のより高度な制御が可能に、対応するカメラフォーマットを拡大
カリフォルニア州グラスバレー (2018 年 1 月 31 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、同社のコンバーター & フレームシンクロナイザー FS-HDR のソフトウェア v2.0 を発表しました。FS-HDR は HDR 変換と、4K / HD のアップ、ダウン、クロスコンバージョンをリアルタイムに行います。FS-HDR v2.0 ソフトウェアでは、FS-HDR で変換した後の最終的な画を微調整するために直観的で新しいパラメータ制御が行えるようになりました。また、Sony S-Log3、S-Gamut3 Cine、S-Log3 BT.2020 のカメラフォーマットにも新たに対応しました。
FS-HDR v2.0 には 17 種類の新しい制御機能が加わりました。色補正に関する 12 種類 (赤、緑、青とマスターのリフト、ガンマ、ゲイン) の制御機能、彩度の制御が 1 種類、入力フォーマット (Log の見た目と SDR のソフトネス) に関する制御機能 2 種類、出力信号と環境光補正を HDR に適応化させる制御機能 2 種類が搭載されています。どの項目も FS-HDR のフロントパネル、あらゆるウェブブラウザのウェブ GUI 、または REST インターフェイスを介して制御できます。設定はプリセットに保存することができるため、後日呼び出すことも、他の FS-HDR のユニットにコピーすることも可能です。
AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は、以下のように述べています。
「HDR と WCG は今年も多くの放送局、プロダクション、ポストプロダクション、A/V 業界から注目を集めています。FS-HDR をお使いいただいているお客様と協力し合い新機能を開発しました。どの機能もお客様が望んでいる画作りに簡単に達成できるようになっています。これからも、お客様が望んでいるツールの開発に対応していきます。」
FS-HDR は、1RU サイズでラックマウントできる、多機能で万能なコンバーター兼フレームシンクロナイザーです。リアルタイムでの HDR 変換や 4K / HD のアップ、ダウン、クロスコンバージョンが行えます。AJA で実証された変換およびフレーム同期の技術と、受賞歴のある Colorfront Engine™ の映像・カラースペース処理アルゴリズムが融合された FS-HDR は、リアルタイムの低遅延処理、忠実な色再現が必要とされる、放送局、OTT、ポストプロダクション、A / V のプロフェッショナルにぴったりです。FS-HDR は 2 種類のモードにより広範囲な信号の変換に対応します。カメラのログフォーマットから放送規格の HDR への変換や、BT.709 と BT.2020 間での相互変換が可能です。
価格と利用可能時期
FS-HDR v2.0 ソフトウェアは、本日より AJA のウェブサイト https://www.aja-jp.com/downloads/category/108-fs-hdr からダウンロードいただけます。FS-HDR は、全世界の AJA 正規販売代理店ネットワークを通じてご注文いただけます。日本国内の税抜定価は 1,127,000 円です。
AJA Video Systems について
1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。
- ウェブサイト : www.aja.com
- ウェブサイト [日本語] : www.aja-jp.com
本リリースに関する問い合わせ先
AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)メールアドレス : announce@aja-jp.com
TEL:0120-973-562 / FAX:03-6913-9590
所在地 : 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11F