プレスリリース

米国報道発表資料抄訳 - 2016 年 4 月 18 日

AJA 社が Ki Pro Ultra ファームウェア v1.2 で ExFAT、16 チャンネルオーディオ、クローズドキャプション、2SI への対応を発表しました。また、サードパーティ製 eSATA メディアと互換性を提供する Pak-Adapt-eSATA を発表しました。

ネバダ州、ラスベガス、NAB カンファレンス (ブース No SL2505)(2016 年 4 月 18 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、Ki Pro Ultra v1.2 ファームウェアを発表しました。このファームウェアにより、16 チャンネルエンベデッド SDI オーディオ、ExFAT ファイルシステム、クローズドキャプション (以下 CC)、SMPTE 2サンプルインターリーブ (以下 2SI) I/O に対応します。

Ki Pro Ultra v1.2 ファームウェアは来月より無料でダウンロード可能になる予定です。Ki Pro は長らく Mac ベースの HFS+ ファイルシステムを採用してきましたが、新たに ExFAT にも対応します。これにより、AJA Pak Media は Windows と Linux のファイルシステムとの互換性を確保します。新しい 16 チャンネルエンベデッド SDI オーディオは、オーディオの選択肢と互換性を拡張します。エンベデッド CC は CC データの収録とプレイバックを可能とします。2SI (SMPTE 2SI) I/O は 4K/UltraHD に対応し、サードパーティ製のディスプレイやスイッチャー等との素晴らしい互換性を提供します。

Ki Pro Ultra v1.2 ファームウェアの特徴

• ExFAT ファイルシステムに対応したことで、サードパーティ製のソフトウェアを使用することなく PC または Linux 上でも Ki Pro Ultra メディアを使用可能。
• 16 チャンネルエンベデッド SDI オーディオに対応し、柔軟性が拡張されたオーディオ。
• FCC と SMPTE 規格に準拠したクローズドキャプションに対応。
• SMPTE 2SI I/O 対応により、4K/UltraHD ディスプレイやデバイスとの互換性が拡大。

AJA の新製品 Pak-Adapt-eSATA は AJA Pak ストレージモジュールと同じフォームファクターで、標準的な eSATA ケーブルコネクターにより Ki Pro Ultra と Ki Pro Quad で汎用性の高い代替メディアを利用できるようにします。Ki Pro Ultra と Ki Pro Quad のユーザーには eSATA メディアや eSATA RAID を利用する新たな選択肢が生まれます。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「今回の発表後に間もなく公開される Ki Pro Ultra 向けの無料ファームウェアアップデートは、お客様の現在そしてこれからの要望に応え、将来性を見据えた製品を届ける、われわれの取り組みを表す一歩です。さらにわれわれが紹介した Pak-Adapt-eSATA は Ki Pro Ultra と Ki Pro Quad を使用する際、利用できるストレージの選択肢を増やします。」

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