CWDM SFP モジュール (生産終了)
多重化光ファイバートランスミッター
CWDM (光波長分割多重) は、1 本の光ファイバーケーブルを通じて複数のデータを多重送信する仕組みです。
複数の 3G-SDI 信号を 1 本の光ファイバーケーブルで送出することができ、受信側で個々の SDI 信号に復元されます。
CWDM のワークフロー
複数の信号を 1 本のケーブルで
最大 18 系統の 3G-SDI 信号を結合、あるいは MUX (多重化) して、1 本の光ファイバーケーブルで送出できます。これを DEMUX (分離) するには、Cisco 社などから提供されている分離装置が必要です。
省電力
CWDM は、光学信号の関連技術に基いており、必要な電力が非常に少なくて済みます。MUX (多重化) 処理と DEMUX (分離) 処理は電力が不要なデバイスで、それぞれのトランスミッターやレシーバーはとても少ない電力で動作します。
対応する波長の組み合わせ
AJA の CWDM トランスミッターは、独立した 2 つの波長に対応しています。波長の組み合わせは以下の通りです。
波長 1 | 波長 2 |
---|---|
1271 nm | 1291 nm |
1311 nm | 1331 nm |
1351 nm | 1371 nm |
1391 nm | 1411 nm |
1431 nm | 1451 nm |
1471 nm | 1491 nm |
1511 nm | 1531 nm |
1551 nm | 1571 nm |
1591 nm | 1611 nm |