4K 制作に対応したメッセージグラフィックをリアルタイムで作成
日本の放送局は、テレビ番組を始めとした様々な番組で使われるリアルタイムグラフィック表示を実現するために、効率的で高品質なテロップ作成ソフトウェアやキャラクタージェネレーターソフトウェアを必要としています。日本のテレビ番組ではテロップが重要視されていて、ニュースティッカーやキャプション、字幕など、視聴者に必要な演出やメッセージを提供しています。効率的なテロップ作成とテロップ出しを追求する放送局を支援するため、イメージソリューションプロバイダーである株式会社フォトロンは、最近、ライブテロップ制作システム兼キャラクタージェネレーター TFX-Artist を開発しました。同システムには AJA の KONA 5 が採用されていて、4K 制作に対応したメッセージグラフィックをリアルタイムで作成できます。
TFX-Artist は、日本語に特化した業界初のテロップシステムで、放送局は縦書き/横書きの文章テロップをすばやく簡単に作成できます。TFX-Artist は、ポストプロダクション時に編集アシスタントが使用するための合理的なプログラムで、キャプション制作を簡素化します。さらに、テレビ局からのフィードバックに応えて開発された堅牢な機能を備えています。
日本の放送業界で高まる 4K/UltraHD 制作需要に応えるため、フォトロンは 4K/UltraHD グラフィックスが扱える AJA 製 PCIe I/O カード KONA 5 を TFX-Artist に搭載しました。KONA 5 は、4K/UltraHD のキャプションやグラフィックスをビデオ出力にライブオーバーレイできるため、放送局はリアルタイムでテロップを微調整でき、制作効率を高められます。
COVID-19 の世界的な流行を受けて、フォトロンはリモートでのテロップ作成を支援する TFX-Artist 用の新しいツールを将来に向けて開発中です。詳細はフォトロンのウェブサイトをご覧ください。https://www.photron-digix.jp/telop/
KONA 5 について
KONA 5 は、12G-SDI 入出力と HDMI 2.0 でのモニタリング / 出力に対応した、ワークステーションまたは Thunderbolt™ 3 接続のシャーシ向け、8 レーン PCIe 3.0 ビデオ / オーディオ I/O カードです。KONA 5 は、4K/UltraHD および HD ハイフレームレート、ディープカラーそして HDR ワークフローに 1 本のケーブルで対応します。開発者向けに公開されている AJA の SDK を用いれば、マルチチャンネル 12G-SDI の入出力や複数の 4K ストリームの入力または出力も行えます。
導入製品
AJA Video Systems について
AJA Video Systems 社はビデオインターフェイス技術や、変換、デジタルビデオレコーディング、プロ用カメラ向けのソリューションを提供する大手メーカーで、1993 年の創業以来、プロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質で費用対効果の高い製品を供給しています。AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。
- ウェブサイト : www.aja.com
- ウェブサイト [日本語] : www.aja-jp.com
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当資料は、現地時間 2020 年 12 月 21 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。
メーカーリリース原文 : https://www.aja.com/news/user-stories/779
本リリースに関する問い合わせ先
AJA-JPメールアドレス : announce@aja-jp.com
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