プレスリリース

カリフォルニア州グラスバレー (2017 年 12 月 19 日) ─ AJA 社は本日、同社のミニコンバーターシリーズ対応ソフトウェア Mini-Config v2.21.2 を発表しました。12G-SDI 対応のマルチプレクサー / デマルチプレクサー 12GM で、2 サンプルインターリーブ (2SI) とクアドラント (4 分割) 間での相互ピクセルマッピングが可能となりました。さらに、その他のミニコンバーターの機能も向上されます。

Mini-Config v2.21.2 は 12GM でのクアドラント・2SI 間の相互変換を可能にすることで、その守備範囲を拡張します。プロダクションやポストプロダクション、プロ AV の分野で機能が発揮されます。この機能拡張によって、SDI ディスプレイの後方に 12GM を接続し、4K のソースを HD でモニターに映すことも可能となりました。さらに、Mini-Config v2.21.2 では新しい分析ツールが 12GM に追加されました。複数の SDI 入力に対し、最大 ± 1/2 ビデオフレームの精度でタイミングの違いを表示し、より素早くタイミングの問題を確認することができます。デュアル HD-SDI から 3D に変換するマルチプレクサー Hi5-3D も、今回のアップデートで機能が改善されました。無料ソフトウェアの Mini-Config と、このコンバーターに搭載されたディップスイッチで、左右の SDI 入力の入れ替えが可能になりました。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は以下のように述べています。

「大多数の 4K/UltraHD カメラは 4 系統の 3G-SDI 出力を備えていますが、より多くの制作現場では、2SI とクアドラント間のピクセルマッピングが行われています。12GM は今後、さらに活躍の場を広げていくでしょう。最新の Mini-Config のアップデートにより、ユーザーは 2SI・クアドラントのどちらを使っていても、柔軟に対応することができます。」