Ki Pro Ultra シリーズ/Ki Pro Go で、本体起動時など挙動が不安定です、どうしたらよいですか?

工場出荷時の初期設定状態に戻すファクトリーリセット (Factory Reset ) や、ファームウェアの当て直し、またセーフブート (Safeboot) モードでの起動からのファームウェア当て直しをお試しください。

1)ファクトリーリセット

  • 工場出荷時の初期設定状態に戻します
    • WebUI の場合:Presets メニュー > Factory Reset 欄の Reset ボタンをクリックし実行
    • Ki Pro 本体の場合:CONFIG ボタン > 99.1 Factory Reset メニューを表示、JOG ボタンを押し “Confirm Action Factory Reset” のメッセージで “OK” を選択し実行
  • 注意:各モデルによって、Factory Reset の影響を受けず実施前の設定内容が保持される項目がございます。詳細は各製品マニュアルの Factory Reset 欄を参照ください。
    • 基本的には、本体情報に関する設定 (System Name や Date/Time 設定、Firmware version)やネットワーク設定 は Factory Reset 後以前の内容が保持されます。

2) ファームウェアの当て直し

  • 工場出荷時の初期設定状態に戻します
  • WebUI > Firmware メニュー より、“Choose” ボタンをクリックし、当て直したいファームウェアのファイルを選択し、ダイアログ通りに実行します。
    • ファームウェアファイルは、拡張子 .ajas または .bin のファイルです。

3) セーフブート (Safeboot) モードでの起動からのファームウェア当て直し

  • Ki Pro シリーズ には、内部ソフトウェアが破損した場合に備えて、ソフトウェアの「セーフブート」コピーを内部に保持する安全機能があります。
  • 以下の手順でセーフブートモードで起動しファームウェアの上書きを実施することで、破損した内部ソフトウェアを呼び戻すことができます。
    • a) Ki Pro 本体の電源ボタンで、一度シャットダウンを行なってください。
    • b) Ki Pro 本体の STATUS ボタンを押しながら、Ki Pro を起動してください。セーフブートモードで Ki Pro を起動します。
      • 無事 セーフブートモードで起動した場合、Ki Pro 本体液晶画面 および WebUI 上で “Safeboot” の旨が表示されます
    • c) 本体が起動したら Web UI にアクセスし、2) の手順で Firmware メニューよりファームウェアの上書きを実施してください。
    • d) ファームウェアの上書き完了時には自動的に再起動が実行されるため、セーフブートモードは解除され通常の起動モードになります。
KiPro safeboot webuiKiPro safeboot monitor
投稿日: 2023年 5月 19日 (金)
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