その動作は、下記の通り ROI-HDMI および ROI-DVI での製品仕様通りの挙動となります。(OpenGear カードモデルも同様です)
まず、ROI-HDMI および ROI-DVI では、HDMI / DVI 出力はスルーアウトとなります。
ROI-HDMI および ROI-DVI には EDID エミュレーション機能が搭載されていますが、HDMI/DVI 出力端子経由での EDID 情報を取得した場合は、必ずその外部 EDID 情報を利用する仕様になっています。
もし、本動作が問題となる場合は、ROI-HDMI および ROI-DVI の設定変更では仕様上対応ができませんので、ROI-HDMI / ROI-DVI と後段のモニター機器との間に “EDID 信号を保持する EDID エミュレータ” を導入することで解消されるかどうか、お試しください。
なお上記仕様上の挙動については、ROI シリーズ製品マニュアル > EDID Tab Screen 項目の注記 (NOTE) に記載がございます。(OpenGear カードモデルも同様)
最新版の製品マニュアルは、https://www.aja.com/nav/products-scan-converters > 各製品ページの Support メニュー > Manuals タブよりダウンロードいただけます。
コンバーター製品(FSシリーズ、ミニコンバータシリーズ)の各製品の遅延については、以下のリンクからPDFファイルをダウンロードしてください。
AJA ミニコンバーターに付いている LOCK LED ランプは電源ランプではございませんので、電源アダプターを繋いだだけでは点灯いたしません。
正しい入力信号を検知して点灯する LOCK LED ランプですので、各製品に対応した信号を入力して点灯するかどうかをご確認ください。
適切な信号を入力しているにもかかわらず LOCK LED ランプが点灯しなかったり、信号が出力されなかったりする場合は故障の可能性がございます。その際は、下記リンク先の修理受付窓口 (ウェブフォーム) より修理をお申し込みください。
(更新日:2022年12月26日)
DRM 製品は出荷時期によって、モデルが複数 (DRM-R0/R1/R2) 存在します。それぞれ対応状況が異なりますのでご注意ください。
小型のミニコンバーター ( FiDO の小さいサイズ: 高さ 43.5 mm、または Hi5 や V2Analog などのサイズ:高さ 61mm およびそれらに近いサイズのモデル) は、最大 12台まで装着可能です。(1 slot に 1台)
HD10 シリーズ (高さ 79 mm ) や ROI シリーズ および FIDO-4 シリーズ (高さ 99 mm )、およびそれらに近いサイズのミニコンバーターは Slot を 2つ占有しますので、最大 6台まで装着可能です。
※ 1番大きいサイズのミニコンバーター (ROI シリーズおよび FiDO-4 シリーズと同じサイズ) は DRM-R1/DRM-R2 でサポートされていますが、高さが 3RU 必要になりますので、設置場所にご注意ください。
※ 出力要件およびサイズの関係で、3GM はサポートされていません。
※ 消費電力の合計が 50W を超えないようにしてください。
対応ミニコンバーター製品毎に、消費電力数やサイズ、現行モデル(DRM-R2)へ搭載可能な数をまとめたドキュメント “DRM-Rackmount Frame Mini-Converter related details for use in the DRM” がございますので、ぜひご参照ください。
小型のミニコンバーター (V2Digital と同じサイズ) は 12台まで、HD10 シリーズ以上のサイズのミニコンバーターは Slot を 2つ占有しますので、最大 6台まで装着可能です。
※ 1番大きいサイズのミニコンバーター (ROI シリーズおよび FiDO-4 シリーズと同じサイズ) は DRM-R0 ではサポートされていません。
※ 出力要件により 3GM、4K2HD、Hi5-4K はサポートされていません。
※ 消費電力の合計が 50W を超えないようにしてください。
ミニコンバーター製品のマニュアルは、下記URLからダウンロードいただけます。
※ファームウェアバージョンにより、設定方法が異なる場合があります。最新ファームウェアの情報は英語版のマニュアルをご参照ください。
AJA ミニコンバーター・FS-Mini および UDC では、ラックマウントタイプの FS シリーズと同様にフレームレートが同じグループに属する限り、ほぼすべての入力フォーマットを任意の出力フォーマットに変換できます。フレームレートグループには以下の 3 つがあります。
変換可能なフォーマットの詳細については、それぞれの製品ページ・技術仕様の “デジタルビデオ出力” 欄、および製品マニュアルを参照ください。
3G-SDI 端子を搭載する各製品の 3G-SDI Level A 及び Level B 対応については、下記の通りとなっております。
*2021年6月7日時点
入力 | 出力 | |
SDI/HDMI Converters | ||
Hi5-12G | Level A/Level B 対応 | - |
Hi5-4K-Plus | Level A/Level B 対応 | - |
Hi5-4K | Level A/Level B 対応 | - |
Hi5-Plus | Level A/Level B 対応 | - |
Hi5-3G | Level A/Level B 対応 | - |
Hi5-Fiber | Level A/Level B 対応 | - |
HA5-12G | - | Level A/Level B 対応 |
HA5-4K | - | Level A/Level B 対応 |
HA5-Plus | - | Level A/Level B 対応 |
HA5-Fiber | - | Level A/Level B 対応 |
Scan/Scaling Converters | ||
ROI-SDI | Level A のみ対応 | Level A のみ対応 |
ROI-DVI | - | Level A のみ対応 |
ROI-DP | - | Level A のみ対応 |
ROI-HDMI | - | Level A のみ対応 |
HDP3 | Level A のみ対応 | SDI LOOP:Level A のみ対応 |
UDC | Level A のみ対応 | Level A のみ対応 |
LUT-box | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
4K2HD | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
Infrastructure | ||
3G-AM | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
3G-AMA | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
3GM | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
3GDA | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
12GM | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
12GDA | Level A/Level B 対応 | Level A/Level B 対応 |
FS-Mini | Level A のみ対応 | Level A のみ対応 |
HDBaseT | ||
RovoRx-SDI | - | Level A/Level B 対応 |
HB-T-SDI | Level A/Level B 対応 | - |
HB-R-SDI | - | Level A/Level B 対応 |
UDC および FS-Mini では、1920 x 1080 プログレッシブフォーマットから 1920 x 1080 インターレースフォーマットへの変換が可能です。
また 4K2HD では、4K/UltraHD プログレッシブフォーマットから、1920 x 1080 インターレースフォーマットへの変換が可能です。(Mini-Config v2.20.0 以降)
Input | Output |
3840x2160p25 3840x2160p50 4096x2160p25 4096x2160p50 |
1920x1080i25 |
3840x2160p29.97 3840x2160p59.94 4096x2160p29.97 4096x2160p59.94 |
1920x1080i29.97 |
3840x2160p30 3840x2160p60 4096x2160p30 4096x2160p60 |
1920x1080i30 |
(更新日:2020年1月7日)
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